化学・数学は暗記だけではない!効率よく勉強することが合格の”鍵”となる!土亀式 化学・数学ネット予備校

大学受験の化学・数学をネットで学ぶ




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               <<メルマガ配信内容>>

  以下の内容を配信してまいります。
   ・学習の仕方
   ・スケジュールの立て方
   ・勉強する姿勢の作り方
   ・点の取り方
   ・受験に際しての気の持ち方
   ・受験のテクニック
   ・意識付け
   ・人生論

  以上のメルマガ配信内容を不定期ですが、高校生・大学受験生の
  皆さんのサポートのために色々なアドバイスを提供していきます。

  これからどうか宜しくお願いいたします。
  では、早速サンプル号をお贈りします。


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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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   こんにちは。土亀です。

   高校生・大学受験生のための学習の仕方と意識付けのため
  に、勉強のスケジュールの立て方や各教科の学習の仕方の例、
  また勉強する姿勢の作り方、さらに受験に際しての気の持ち
  方や受験のテクニックなど細かいところまでサポートしていきます。

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◆第 1 回◆  やりたくないときでも毎日勉強をするための方法
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第一段階…まずは家に帰り着いたらすぐうがいと手をあらいます。
     歯を磨いたり、顔を洗ったりしてもいいでしょう。
     着替えをしてはいけません。

第ニ段階…着替える前に机につく習慣をつける必要があります。
     このことが重要で、けっして横になったり、何かを食
     べたり、本を読んだり、テレビを見てはいけません。
     ただし、机について音楽を聴くのはいいでしょう。

第三段階…前日勉強を終えるときや休憩に入るときは、次に勉強
     するテキストのそのページを開いて勉強の準備をして
     おく。つまり机についたらテキストを出したり筆記用
     具を準備したりする面倒なことがないようにしておく
     ことが大事なのです。

     このとき勉強するものは、理科系の人であっても嫌い
     であっても、できれば英単語や英熟語や英文それに漢
     字や古文・漢文などを覚えない考えないで書き写すこ
     とをします。

第四段階…そんなに時間がかからないうちに気持ちが乗って来る
     と思いますから区切りにいいところで、それらの科目
     をその延長線で普通の勉強に変えます。

     ただし、数十分でこの勉強は終了しましょう。ここま
     でで一旦勉強の姿勢がついてきますがもう一押しです。

第五段階…ここでけっして休憩をしないで勉強したいものまたは
     勉強しなければならないものを準備して5分から10分
     ほどして気分が乗って来たら区切りのいいところで休
     憩をして着替えなどを行って下さい。

     できれば、これからもっとやりたいと思うときに休憩
     に入った方がいいのです。ひと段落ついた所で休むと
     再び勉強に戻るのが難しくなります。

     ひと段落ついた所でお風呂や食事をしてはいけません。
     やるべきことがはっきり分かっている状態のところで
     勉強を中断しないと次に何をやろうかと悩んだり、も
     ういいやという気持ちになってしまいます。

第六段階…休憩の後もまずはすぐ机につくようにします。寝る前
     まではこれを繰り返しましょう。寝るときだけは区切
     りのいいところで切り上げます。このときは必ず次の
     日にやるものを忘れずに机の上に準備しておくように
     しましょう。

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■編集後記
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   ルーティンワークにすれば決して難しくありませんので、
  少なくとも一週間は続けるようにしてくださいね。

   はっきりした目標があって強い信念がある人以外は誰しも
  が継続するのは難しいことです。勉強に限らず自分一人でも
  くもくと何かをやり続けるのは、それこそオタクにならない
  限り無理だと思います。

   周りからどんなに励まされても、どこかで突き当たったら
  普通はやりたくなくなるものです。

   ですからまずは習慣だけでも身に付けてください。そうし
  たら私の今後の細かいアドバイスも生きていきますから。

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◆第 2 回◆ 絶対に壊れないスケジュールの立て方
      (その1)スケジュールを立てる準備から

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第一段階…まず自分が勉強しようと思うすべての教材の教科書や
     参考書・問題集・資料集・単語集を目の前に積み上げ
     ましょう。

     私の場合、高校一年生のはじめに大学受験のために必
     要なものを集めたら、軽く1メートルを超えていたので
     私の能力では、とてもじゃないがこれだけの量を3年間
     でマスターするのは不可能だと愕然としました。


第ニ段階…それぞれの科目ごとに必要なテキストを分類してやり、
     目標として一冊のテキストを1回終了するのをいつにす
     るのか決める。

     私の能力では、1回やり終えただけでは絶対にマスター
     できないという確信がありましたので、何度も繰り返す
     ために最大長くても1年間を設定しました。


第三段階…スケジュールをこなせない日も考慮して、各テキストを
     1日何ページまたは覚えるものを1日何個やればいいのか
     を決める。

     例えば、1冊の参考書が350ページであればスケジュール
     をこなせない日も考慮して、1日に区切りのいいところ
     までの2ページ前後にするといいでしょう。


第四段階…おおよそでいいので、それぞれのテキストに対する自分
     なりの学習時間をはかっておく。

     この時点で、自分の持ちうる一日の学習時間がまったく
     足りないことに気がつくでしょう。そこで少しずつ自分
     に合った予定に変更していきます。

     一日に全てやり終えることは難しいことが分かるでしょ
     うから予定を日程ではなく、毎回勉強するときの各テキ
     ストの1回分の学習量とします。

     ここで全てのテキストの1回分の学習量をすべて書き出し
     ます。


第五段階…各教科ごとに、各テキストの1回分の学習量を書き出した
     ものを優先順位を付けて並べていき一覧にしておきます。

今回はここまで準備しておいてください。

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■編集後記
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   実際にここまでの準備をした方は実感できたと思いますが、
   書き出すことが大事なのです。やることの全貌がうっすらと
   分かり、また時間が足りなくて焦る人もいたりやる気をなく
   した人もいたんではないでしょうか。

   しかし、投げ出したらそれで終わりです。

   皆さんは自分より成績のいい人は自分より頭がいいと思って
   いませんか。

   確かにそうかもしれませんが、あなたはその人に勝つために
   は少なくともその人より努力しなければなりません。

   一度だけの努力で勝てるものではありません。それ以上にこ
   れまでに遅れていた分も含めて頑張る必要があるのです。

   そうでなければ、これまで頑張ってきた人は報われません。

   たかがスケジュールの立て方ですが、今後大人になって社会
   人になってからも人に勝ちまた自分を磨くためにも大きな役
   割を果たします。さらには精神的な安定にもつなげることも
   できるのです。

   次回は、本題である決して壊れないスケジュールの立て方を
   説明します。

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◆第 3 回◆ 絶対に壊れないスケジュールの立て方
      (その2)スケジュール表の作り方

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 人は誰でもスケジュールから一度外れてしまうと逆に二度とそ
のスケジュールに戻りたくなくなるものです。

 普通の生活をしていれば、予定の変更を余儀なくされることが
当たり前のようにあります。


 ほとんどの人が、小学校の時に円形の時計盤に一日の予定を書
き込んで壁に貼り付けてみたけど、二・三日したらその通りに行
ったためしがないという思い出があるのではないでしょうか。

 この経験は、教育上逆効果になっているのではないかと疑わざ
るをえません。(でも反面教師として、各自に教訓を残す意味で
はいいのかもしれませんが。)


 ですから皆さんは出来るだけ予定変更に左右されないスケジュ
ール表を作成することにしましょう。


 前回、勉強しようと思うすべての教材の教科書や参考書・問題
集・資料集・単語集を羅列して、それぞれの一回分の学習量を決
めて、各教科ごとに優先順位をつけておきましたね。


 前回言い忘れましたけど、この学習量をどのように設定するか
はページ数で決めてもいいし時間で決めてもいいし単語数で決め
てもいいですよ。



 次にいよいよスケジュール表の作り方です。



 一枚の用紙に一覧表を作成します。

 参考にしていただければいいので、例として一カ月の予定で立て
 た一覧表を下に示しておきます。

 スケジュール表を作る際やスケジュールをこなす際には、次のこ
 とに気をつけてください。


1) 左側の縦に、学習する予定の教材を並べて書き出し、上側の横
  に日付と曜日を書いた一覧表を作ります。


2) 縦に並べる教材は各教科間の区別なく優先順位に従って配列し
  た方がいいでしょう。(あまりこだわる必要はありません。)


3) 頭の切り替えがうまくいくように、ただ単に覚えるものと考え
  るものを交互にしたりして自分の好きなように工夫するといい
  でしょう。(あまりこだわる必要はありません。)


4) 毎日やるものを上位にしておきましょう。


5) 一回分の予定をクリアーしたら、けっして余分にやってはいけ
  ません。もっとやりたいと思うところで止めることが大事なの
  です。それが次につながるからです。


6) クリアーしたものから順にマス目を黒か斜線で塗りつぶして埋
  めていきます。私の経験では、チェックマークや丸をつけるよ
  り塗りつぶしていった方が、達成度を実感できます。


7) 日曜祭日の日付のところは赤色で、土曜や短縮授業の日付は青
  色でマス目を塗りつぶしておくと、それらの日の勉強量がどう
  だったかを自分で確認が出来ます。


8) 表の一番下には、その日あったことや思ったこと、目標などを
  書き足しておくとその日の自分の思いを受け継ぎやすくなりま
  す。また何より簡易日記になりますので、日記を書く習慣のな
  い人はぜひ試してみてください。
 

9) 厚紙に手書きで書いてももいいのですが、毎月のことですから
  パソコンで作成して少し厚手の用紙にプリントアウトしたり、
  プリントアウトしたものを硬い紙に張り付けて作った方がいい
  でしょう。



< スケジュール表の参考例 > 一部です。


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■編集後記
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   何をどの位勉強してきたかが一目にして分かるようにできま
   すし、また足りないものも分かりますので、そこを補うため
   の勉強をやろうとする姿勢が身につきます。 簡単ですので
   ぜひ試してみてください。

   長続きしない人もいるでしょうが、記録しなかったところは
   そのままブランクにして思い出したところからまた再開すれ
   ばいいのです。


   これは社会人になってからもいえるのですが、やるべきこと
   を一目で分かるようにし、優先順位を付けるということが大
   事なのです。

   悩み事があるときも同じで、ただ頭の中で何度も同じことを
   考えているだけのことが多いので、まず悩んでいることをす
   べて書き出して、その実態をつかむと少しですが気持ちが和
   らぎ、解決策につながったりする可能性も高まるのです。


   普通の高校生にとって、勉強のしかたというものは偏りがち
   になり、このことから得意科目と不得意科目が生じてくる可
   能性が高いのです。このスケジュール表を使って何とか回避
   出来ればと願っています。


   特に国立大学の志望者にとっては、勉強しなければならない
   科目が多いので偏りがあると負担が大きく、総得点にも大き
   く作用するでしょう。
   
   実際はある程度の偏りがあった方が追い込みの時に楽なとき
   もあるのですが、気持ちの面で不安も大きいですし、勉強も
   きついと思いますので、自分なりの工夫をして活用してもら
   えれば嬉しく思います。

   次回は、全般的な学習のしかたについてアドバイスをします。

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~ 

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   皆さんはこれまでに『何のために勉強するんだろう?』と少 
   なからず何度か疑問に感じたことがあるのではないですか。 

   色々な答があるでしょうが、私のメルマガの読者であるあな 
   たは、ぜひ私の意見に賛同してもらいたいものですね。 


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◆第 4 回◆ 勉強する意義をどこに見出すか。 

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   勉強は、あくまで頭の活性化のためだと信じ込んでほしいの 
   です。 

   すなわち頭を良くするために勉強するんだと強く望むことが 
   勉強意欲には大事なのです。(もちろん何がしかの目的を達 
   成するためにという強い情熱があれば最高です。) 

   頭を良くして何になるの、どうせ自分は馬鹿だし勉強しても 
   無駄だ、と思っている人もいるかもしれません。 

   そうではないのです。 

   勉強する意義とは次のようなところにあるのです。 

   知識を増やし記憶力を良くするという知識偏重のためだけで 
   はなく、理解力を高め、また様々なアイデアを生み出し活用 
   する力を練成するために、また語学力を高めてグローバルな 
   視野で世界の人たちとコミュニケーションを取れるように、 
   さらには文化を継承できるようにするためなのです。 

   そして社会に出てからも、人のいうことを速やかに正しく理 
   解し実践できる人になれるように、また創造性を高めて色々 
   な世界で貢献できるような人になるためにです。 

   そういうと、あまりに綺麗ごとすぎますか? 

   もちろん自分の野望や希望そして欲望を満たすためにも色々 
   な能力を持った方が可能性が高まります。 

   また能力がなければ低レベルなところに限界ができ、すぐに 
   壁につきあたってしまいますから、そのためにも能力を高め 
   るためのトレーニングは必要だと思いませんか。 

   筋力をつけたり、運動力を高めたり、ダイエットをしたり、 
   音楽や絵画が上手になるためには少なくとも常日頃から絶え 
   間ないトレーニングが必要だし、練習をしている人にはなか 
   なか勝てないことは誰しもが知っているのではないでしょう 
   か。 

   それなのに勉強に関してだけはトレーニングのことを考えず 
   にただ『頭がいい!』とか『頭が悪い』とかの一言で決め付 
   けてしまう人が何と多いことでしょう。 

   成績上位者の大半の人は、意識していようがなかろうがどこ 
   かでそれなりのことをやってきているのです。 

   何もやってこなかった人に、ちょっとだけ努力をしたからと 
   いって追いつかれたり負けてしまったのではこれまで培って 
   きた人があまりにも可哀相だし、その人は後から追いついて 
   きた人よりかなり能力が劣っていたということになるではあ 
   りませんか。  

   ちょっとやそっと勉強すれば成績は近づいたり勝てたりする 
   ことがありますが、簡単に学力そのもので勝てるわけがあり 
   ません。 

   ですから、あなたもこれまで遅れてきた分も含めて誰よりも 
   トレーニングしようではありませんか。 
    
   練習しないことには筋力や技能は身につきません。 

   通常の人は頭の半分も使っていないそうですから、筋力や運 
   動力とは違って、練習をすればいくらでもよくなります。 

   信じられないほどよくなります。 

   頑張って、トレーニングを積んでみませんか。 

   トレーニングの仕方は難しくありませんので、今後少しずつ 
   紹介していきます。 
      

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■編集後記 
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   確かに世間では知識が豊富な人の方が評価され、尊敬される 
   ことが多いと思います。 

   しかし日本は科学立国です。 

   ゲームやアニメに始まり、生活用品や医療技術など世界中の 
   現在の生活を快適かつ衛生的にまた便利にしてきたのは日本 
   人の性質と努力、そしてそれを支えてきた環境と教育にある 
   のです。 

   アイデア特許や研究開発や古来からの伝統技術の継承、また 
   細かい技術力の練成など世界をリードしてきた日本は今後も 
   人材を育成していく必要があります。 

   日本の教育のことを考えている人たちは、共通して危機感を 
   持っていますし、何とかしなければならないとひたすら努力 
   しています。    

   ただ、国が政治家が本気になってくれない限り形として表す 
   ことは難しいのです。 

   今の政治家は、議論だけしていてちっとも前に進みません。 

   進もうとすると、すぐ周りから批判され潰されてしまいます。 

   マスコミをはじめ政治家の人たちは、日本人として恥ずかし 
   くないのでしょうか。いえこれが日本人の本質なのかもしれ 
   ません。 

   これからの日本を背負っていくあなたがた高校生の力で日本 
   ひいては世界に何か影響を与えていきませんか? 

   そういわれると、皆さんは自分なんかに世界をどうこうする 
   なんて大それたことができるわけない、と考えると思います。 

   しかし、大学にいけば誰でもが卒業論文や卒業研究、修士論 
   文、博士論文などで世界で誰もやっていないことを手がける 
   ことになるのです。そうしなければ卒業できません。 

   そうして自分しか出来ないことをやろうという姿勢を身に付 
   けることが出来るのです。 

   ですから皆さんにはぜひ大学にいって見聞を広めてほしいの 
   です。 
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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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   前回、勉強はあくまで頭の活性化のためだと思ってほしいと
   いいましたが、それは第一段階であって次は勉強することが
   何のためか何になるのかをよく考えてほしいと思います。

   勉強は果たして自分のためだけのものなのでしょうか?

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◆第 5 回◆ 勉強の目的と方向性

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   私は『勉強は人のためにすべき』だと思っています。

   綺麗ごとで言っているのではありません。

   よく大人の人たちが中高生に向かって『勉強は自分のためでし
   ょう。だから勉強しなさい。』と言います。

   私はそのアドバイスは不適切だと思うのです。

   なぜなら若者とくに今の十代の人たちにはボランティア活動や
   海外支援をやろうと思っている立派な人たちがたくさんいるの
   で自分だけのための勉強だったら勉強はしなくてもいいと考え
   てしまいかねないからです。

   他人のために尽くそうとしている人にとって学校の勉強は逆に
   邪魔者に感じるのです。

   また自分のためだったら、自分がやりたくなければいつでもや
   めることができるというデメリットがあります。

   何のためになるのかも分からず、いったい本当に自分のために
   なるのかという見えない将来に対する不安感をあおる元にもな
   ります。

   ですから『勉強は人のためにすべき』なのです。

   例えば、医学部を目指す人は自分のために勉強して医者になっ
   てほしくはありません。

   あなたはそんな医者に診てもらいたいですか。

   科学者は自分の興味や趣味のために研究したとしても、それは
   実社会で利用されればすばらしい社会貢献になります。たとえ
   社会とは無関係だと思っていても将来その研究や文献が何かの
   参考になってどのように関わっていくのか分からないのです。

   自分のために勉強してお金持ちになることは、けっして自分の
   ためだけではありません。

   お金持ちになるということは、悪いことをしたり特別な業種で
   ない限り人が欲するからお金を出したり利用したりするからで、
   なにかしらどこかで人のためになっているものなのです。

   まだ見ぬ赤の他人のためには勉強できないという人は、まず身
   近な家族のために親のために勉強することからはじめてみませ
   んか。

   親のためになんかには絶対やりたくないと思っている人はあな
   たの身の回りにいる大切な人、すなわち親友でもいいし付き合
   っている相手でもいいしおじいちゃんまたはおばあちゃんでも
   いいし学校や塾の先生のためでもいいではないですか。

   そうすれば途中でやめることは出来ません。

   やめてもいつか復帰するきっかけにもなります。 

   これから皆さんはぜひ知識偏重ではなく、自分の能力を高めて
   人のためになる人材になるべくしっかりと勉強してください。

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■編集後記
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   やりがいを覚える要因の中に、『人に尽くす。』『人に喜ばれ
   る。』『人に望まれる』『人に期待される』『人に評価される』
   ことがあります。

   自分のためだけに生きることは逆に辛く虚しいことが多いので
   す。私がかつてそうであったように。

   人のため家族のためであれば辛さを感じる度合いも軽くなり、
   張り合いも大きくなります。

   やっぱり人間は社会的な動物ですから、人に関わることが重要
   なのではないでしょうか。



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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  今回は、誰でもどんな人でも成績上位者になれる勉強法を紹介しますが、
  ここでもやっぱり努力が必要になります。

  なあんだ、と思う人がたくさんいるでしょう。

  私たちは人間です。

  スポーツも音楽も芸術も文芸も趣味の世界でも、どんな分野であっても
  トレーニングなしでは人よりもうまくなれません。

  ということは勉強だってトレーニングのやり方があるはずです。

  トレーニングなしでは、その場しのぎしか出来ません。

  ここではトレーニングの仕方の例を紹介しますので、参考にしてさらに
  自分に合ったトレーニング方法を考案してもらえれば幸いです。

  これまでつらいことから逃げがちだった人にとって、例え続けられなか
  ったとしても、きっと生涯の財産になると思います。

  皆さんが大人になると、多くの大人の人たちがそうであるように、さらに
  わがままになって本当に必要なもの以外には今以上に拒否反応を示すよう
  になるでしょう。

  もしあなたが大学生や社会人になっても、これらの習慣を続けていけば、
  これまで勝てなかった有能な人たちにも水をあけるチャンスが生まれてく
  るはずです。

 
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◆第 6 回◆ 総合的な学習のしかたについて

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第1段階 … まず教科書や参考書や資料集を手にしたら、どんなことが書いてあ
      るのかな程度にパラパラと最初から最後まで各ページ残らず見てみ
      ましょう。

      このとき、見たことのない単語や文章、漢字、人名、年代などを覚
       えることなくハイスピードで眺めていきます。

      写真や図、表、グラフがあればこれは何だろうとジックリ眺めまし
      ょう。( 資料集は興味のあるところだけに絞りましょう。)
   
      これを暇なときに寝っころがってでもいいので、何度か繰り返しま
      しょう。

      特に夜眠れないときにやると睡眠薬の代わりになってすぐ眠りに付
      けます。

      誰でもいやになりますが、それでも少なくとも2,3回終了するまで
      は続けてください。とにかく1回だけではダメです。


第2段階 … 次に、第1段階をやりながらも別に区切りのいいところまで、または
      各章単位までの内容を同じように2,3回終了するまで続けてください。


 
★ ここまでは勉強ではなく、学習のための準備が終了しただけになります。
  この準備によって、初めて出会う内容を身近に感じるようにならなければなり
  ません。ですから、覚えようとか理解しようとしないでうっすらと記憶に残る
  ようにするだけの方がいいのです。
    
  ここからやっとなのですが、これまでのあなたの勉強のしかたに戻りましょう。



第3段階 … 第1段階、第2段階をやりながらも、毎日勉強する狭い範囲での勉強が
      終了したと感じたら、もう一度再確認をします。

      そして、次のときにはどんなところまで勉強するかを軽く内容確認をし
      ておきます。


第4段階 … 別の日に続きを勉強する前に、もう一度前回の学習範囲の見直しをし
      てからその日の勉強に入ります。



★ 何かとっても大変そうに思えますが、前回の分の確認は軽く確認するだけにし
  ておけばそれほど時間はかからないと思います。というか時間がかかるようだ
  とダメなんです。その部分に関してはしっかりとやり直しをしておきましょう。



第5段階 … 定期テストの準備は、学校で範囲の発表があった日からすぐに始めま
      しょう。何だか楽しみになるはずです。
       
      この準備もまずこれまでやったものをもう一度やり直してから、余力
      があれば他の問題集や参考書の自分にとってできるだけ難しいものだ
      けをピックアップしてじっくりとチャレンジしましょう。

      さらに余力のある人は、『全国大学入試問題正解(旺文社)』などを購
      入または学校にあるものをコピーして、試験範囲の問題があればチャ
      レンジするといいでしょう。


  以上です。


  最初はなかなかこなせなくて四苦八苦するでしょうが、要領がつかめれば、自
  分なりの工夫が出来るようになりますので、それまでは継続して続けなければ
  なりません。

  それどころか、いつの間にかあなた自身の処理能力がアップしてゆき、一日に
  こなせる勉強量が増えていくはずです。(本当のこの学習法のねらいはここに
  あるのです。)

  トレーニングのつもりでしっかりとがんばってください。

  止めても何の得もないどころか、失うものが大きいです。

  一回だけで理解したり、覚えたり出来ないことは誰でも分かっているのに、飽
  きてしまうと『出来ない』とか『分からない』と思い込み、止めてしまうのが
  普通です。

  たまに難しい問題を勉強しようとすると、やっても分からないからじれったく
  なって、難しいかあきらめて次のところに行こうとなったりします。
   
  でもよく考えてみてください。

  それでは難しい問題は解けるようにはなりませんよね。

  覚えられないものや分からないものほど最後までやり遂げてマスターしなければ、
  いつまでたってもそれ以上の学力にならないのは、当たり前です。


  できないことを出来るようにすることを、通常はトレーニングとは言いません。

  できることやできるようになったことを、その同じことを何度も繰り返して、は
  じめてトレーニングといいます。

  皆さんが目指すのは、自分の能力を向上するためのトレーニングでなければなり
  ません。 

  どんな世界でもこれまでトレーニングを行ってこなかった人にとっては、最初は
  つらいものです。

  でも慣れてくればしめたものです。

  そのときは、いつの間にか成績上位者になっていることでしょう。

  人間は負荷がかからなければ、強くなりません。

  つらければつらいほど抵抗力がついて強くなれます。

  がんばってくださいね。


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■編集後記
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  私は中学生までは学年でビリから3番目が指定席になるほど学力がありま
  せんでした。

  学力がないというより物覚えが悪く、IQ が低くて頭に何も入らず残らずで
   どうしようもなかったのです。

  何も知らずに馬鹿にされることが頻繁にあっていじめの原因にもなり、自分
  がいやになっていました。

  とにかく普通の人になりたかったのです。

  そこで、私は少し小さめの国語辞典をいつも携帯して何かわからないことが
  あればすぐに辞書で調べて、もう一度その全内容を赤線を引きながら再確認
  をしたら、さらに同じページの他の内容も確認をし、やはり赤線を引くよう
  にしました。

  いつかこの辞書を真っ赤にしようと遊び感覚で始めたのです。
  そして次に調べたときにその同じページに出くわしたら、もう一度そのペー
  ジ全ての内容を確認するということをして、暇なときは、まだ確認していな
  いページを少しずつ赤くしていこうとしていました。

  本当に遊び感覚です。

  現在はインターネットですぐ検索が出来ますが、このように繰り返して何度
  も確認するという芸当は出来ません。

  一度必要なものを調べたからといって、いつまでも記憶に残すことなど私に
  は出来ませんから、何度も見直さないと覚えられないのです。

  辞書のそれぞれの内容はしっかりとは覚えていないのですが、今でも何とな
  く覚えていてクイズ番組などを見ていても周りの人たちによく知っているね
  と言われるようになりました。

  今では博識といわれるようになりましたが、人よりもちょっとだけ知ってい
  るだけでそれほど博識ではないのです。

  また、なぜか頭がいいと思われて困っています。最初に述べたように本当は
  頭が悪いのです。

  世間の人は、ただ単純にたくさんのことを知っていれば頭がいいというので
  す。頭の良さと知識量は比例しません。

  世の中は表面でしか人を判断しないし、そんなものなのです。



  いよいよ次回から各教科各科目ごとの勉強の仕方の一例を紹介しますので参考
  にして下さい。


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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~ 

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   私の言う勉強の仕方というものは、とっても簡単です。何も本屋さんに 
   行ってわざわざ勉強の仕方の本など買う必要はありません。 

   簡単なほどいいのです。 

   学力を付けるための学習の基本は、しっかりした学習を最低でも5回繰 
   り返すだけでいいのす。 

   4回ではダメなのです。逆に多すぎると時間の無駄です。 

   学力は学習に応じてなだらかな上昇をするのではなく、階段状にアップ 
   していきます。 

   すなわち4回までは徐々に上昇し、5回目に本当に身について急上昇す 
   るのです。 

   4回まではただ単に記憶に残っているだけで、まだ本当の学力とはいえ 
   ないのです。 

   多くの人たちが、あとちょっと繰り返せば飛躍的な学力の伸びが待って 
   いるという直前にやめている可能性が高いのです。 

   蹴上がりが出来ない人がいきなり出来たり、ピアノで弾けなかったとこ 
   ろがふとできるようになったりすることがあります。 

   できないところでやめてしまうとそれで終わりです。その後には苦手意 
   識が残るでしょう。 

   やめてすむものはそれでいいのですが、やめられないものは出来るまで 
   やり、さらにその繰り返し練習を行う必要があります。    

   内容により個人差はありますが、5回やればたいていのものはクリアで 
   きます。 

   勉強に限らないのですが、勉強にはもう少しだけ、あとちょっとやっ 
   てみようというアキラメの悪さが大事なのです。 
    
    
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◆第 7 回◆ 数学の学習のしかた 

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<高校生の場合> 


 第1段階 … まず教科書の中で、勉強したい章にどんな記号や公式が書いてあ 
       るのかをひととおりながめてみます。この時点では内容を確認す 
       るのはやめましょう。 

       教科書は基礎となる内容だけが取り扱ってありますが説明は詳し 
       くありませんので、あくまで参考程度です。 


 第2段階 … 出来れば「教科書のガイドブック」を本屋さんで購入して、教科 
       書の問題を解くのではなく、一度確認したうえですぐに解答解説 
       を見ながら一問一問しっかりと理解していきましょう。これが基 
       礎になるのです。 

       数学は問題を覚えることが重要です。しっかりと問題を覚えた上 
       で解答とマッチングさせるようにしなければなりません。(意外 
       に自分で気がつかずに問題の意味を知らないで、解答を理解する 
       だけという人が多いのです。) 


 第3段階 … 教科書準拠の問題集を順に解いてみます。そして分からない問題 
       をチェックしておきます。 

       ハイペースで解ける問題だけを処理してゆき、時間のかかる問題 
       は後回しにするという感覚です。 


 第4段階 … 今度は教科書レベルを離れて、自分にあった参考書の例題だけを 
       ひとつひとつ丹念に考え、解答を確認し、理解し終えたら何も見 
       ないで試験のつもりで白紙に解答を書いてみます。そして楽に解 
       答が書けるまで何度も繰り返します。 

       参考書の例題の解答は、理解するためのものではなく色々な問題 
       を解くための道具と考えて完璧にマスターする必要があります。 
       そのために問題の内容を覚えて、その質問に答えるにはどのよう 
       な考え方で、どんな道具を使うのかがしっかりとマッチングして 
       頭に思い描けるようにしなければなりません。一つ一つの問題を 
       大事にしてください。 

       あくまで問題を解くためのアイテムですから使いこなせるように 
       しておかなければ意味がありません。 


 第5段階 … ひととおり一つの章の例題が終了したらそれぞれの例題に対応し 
       た類題にチャレンジしたのち、人に見せたくなるような解答を書 
       く練習をしましょう。(この後半が重要なのです。) 


 第6段階 … 教科書の応用問題にチャレンジして、ガイドブックで答あわせを 
       行い、やはりしっかりした解答が書けるようにします。 


 第7段階 … 教科書準拠の分からなかった問題にチャレンジしましょう。出来 
       なかった問題は、自分の分かるところまでを解答し、先生に質問 
       しましょう。 

       このとき「なぜ先生は分かったのか」を聞いてみましょう。 


 第8段階 … 最後に参考書の応用問題にチャレンジしましょう。 


 第9段階 … 余力のある人は、『全国大学入試問題正解(旺文社)』などを購入 
       または学校にあるものをコピーして、試験範囲の問題があればや 
       りたい問題をピックアップしてチャレンジする。 


 ★ 以上のうち自分ができるところまでですが、出来るだけ先の段階までいけ 
   るように頑張りましょう。第8段階までは、全ての問題はアイテムとして 
   自分で使えるようにするためのものであって、一つ一つの問題を解こうと 
   して時間をかけてはいけません。 




<大学受験生の場合> 


 第1段階 … 参考書の例題だけをひとつひとつ丹念に考え、解答を確認し、理 
       解し終えたら何も見ないで試験のつもりで白紙に解答を書いてみ 
       ます。そして楽に解答が書けるまで何度も繰り返します。 

       参考書の例題の解答は、理解するためのものではなく色々な問題 
       を解くための道具と考えて完璧にマスターする必要があります。 
       そのために問題の内容を覚えて、その質問に答えるにはどのよう 
       な考え方で、どんな道具を使うのかがしっかりとマッチングして 
       頭に思い描けるようにしなければなりません。一つ一つの問題を 
       大事にしてください。 

       あくまで問題を解くためのアイテムですから使いこなせるように 
       しておかなければ意味がありません。 


 第2段階 … ひととおり一つの章の例題が終了したらそれぞれの例題に対応し 
       た類題にチャレンジしたのち、人に見せたくなるような解答を書 
       く練習をしましょう。(この後半が重要なのです。) 


 第3段階 … 最後に参考書の応用問題にチャレンジしましょう。 


 第4段階 … 余力のある人は、『全国大学入試問題正解(旺文社)』などを購入 
       または学校にあるものをコピーして、試験範囲の問題があればや 
       りたい問題をピックアップしてチャレンジする。 


 ★ 問題によっては、2,3回やればマスターできるものもありますが、これら 
   は早々に切り上げていき、難しい問題は最低でも5回はやる必要があります。 
   この際、テキストの各問題にこれまでやった回数が分かるように印を付けて 
   おくと自分にとっての重要性の程度が分かるようになります。 


 ★ 予備校や塾の問題テキスト、添削の問題はジックリとチャレンジしなけれ 
   ばなりません。解答が分かった後で分からなかった問題や難しい問題ほど 
   何度も繰り返して、自分にとって「当たり前の問題」になるまで繰り返さ 
   なければならないですよ。 

   とにかく問題数を多くこなすという考え方は、時間を要しますのでやめま 
   しょう。一つ一つの問題がマスターできないことには、穴だらけになって 
   しまいます。 


 ★ 模試の前には、これまでやってきた問題の中で自分にとって大事だと思わ 
   れる問題にひととおり目を通す習慣を付けておくといいですよ。 


当たり前の勉強法ですが、本当にしっかりとやるかどうかが合否の分かれ目にな 
るのです。 


何度も繰り返しますが、一回だけで理解したり、覚えたり出来ないことは誰でも 
分かっているのに、飽きてしまって『出来ない』とか『分からない』と思い込ん 
でしまって、やめてしまってはいけませんよ。 

トレーニングのつもりでしっかりとがんばってください。 

以上です。 


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■編集後記 
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   これまで述べてきたように、IQの低かった私は普通の人のレベルになりたい 
   という一心で勉強を始めました。 

   始めた当初は、10回やれば何とか内容を身に付けることができるんじゃない 
   かとそれを目標に勉強を始めましたが、その一回目が遅々として進まず時間 
   だけが過ぎて行きます。 

   そこで学校の進度を無視して学習量を減らすことからはじめました。 

   とにかく10回やることだけを目標にしたのです。 

   ところがどうでしょう、2回目、3回目とやるうちに加速度的に記憶できたり、 
   理解できるようになり、理解していたはずのものが「ああ、これはこんなこ 
   とだったのか」と後から本当に理解することになったりすることがよくある 
   のです。 

   そうなると何度もやらないと怖くて仕方がありません。 

   またこれまで勉強しても内容が頭に入った経験のない私にとって、記憶に残 
   ったり理解できることがもう嬉しくてたまらなくなり、少しの時間も無駄に 
   せずに勉強したくてたまらなくなりました。 

   私がこの業界に関わり始めた当初は、この10回学習を推進していたのですが、 
   普通の人であれば時間の損失につながり色々な教科の勉強に手が回らなくな 
   ってしまうのでここまでやらない方がいいという結論に至りました。 

   その限界が私がすすめる5回学習法なのです。 

   5回の繰り返し学習の有効性は、長年にわたって色々な学力の人たちに付き 
   っ切りで確認してきた結論なのです。 

   能力がないと思っている人や成績が悪い人の大半は、その1回目さえやり終 
   えないかまたは中途半端なまま次の内容に進んでしまってる場合が多いので 
   す。 

   逆に、成績のいい人たちはしっかり覚えたり理解したうえでさらに問題 
   練習を何度もやり直したりしているのです。 

   成績の悪い人ほどこれまで遅れてきた部分も含めてやらなければけっし 
   て追いつくことは出来ません。 

   2回や3回やった程度で、覚えないとか理解できないとか言う人は、何か勘 
   違いをして自分を天才や秀才だとでも思っているのでしょうか。 

   確かに最初はじれったくていやになるでしょう。 

   まずは一つの科目いや一冊の本だけに絞ってやり始め、要領をえたら徐々に 
   増やしていったらどうでしょう。 

   まず実行しないことには何も進みません。 

   がんばってください。

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~ 

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   文章の読み取りは全ての学習の基本になります。 

   文章の読み取りができなければ、どんな教科の内容も正確に読み取れませ 
   んし、理解するにも時間がかかります。 

   実は文章の読み取りには、記憶力の善し悪しも大きく関わっています。 

   また記述式の場合は、自分の考え方を相手に正確に伝えなければならない 
   ので言い回しなどの文章表現のうまい下手に関わらず、伝達能力も問われ 
    ます。 

   この能力は、記述式の場合、数学や物理・化学などの理系科目にも解答を 
   書く際に必要とされます。(ただ単に数式の羅列ではなく、相手に何を書 
   いているのか伝えなければならないからです。) 

   したがって、理系文系に関わらずまた大学受験での必要性に関わらず国語 
   の勉強そのものが能力の練成のためのトレーニングの素材になりますので、 
   全ての学習者に取り組んでもらいたい教科なのです。 

   スポーツでも各競技のために必要な筋力や技能を鍛える以外の腹筋やスト 
   レッチなどのトレーニングを行いますし、その他美術でもクロッキー、ピ 
   アノでも運指の為のハノンの練習をするように十分な基礎トレーニングを 
    行います。 

   ですから特に現代文は学習ための総合的な基礎トレーニング用の教科とし 
   てしっかりと勉強してほしいと思っています。 

  お笑い芸人さんのする話は、上手で分かりやすくとっても面白いですよね。 

   お笑い芸人さん達は自分の独りよがりではなく、相手に分かってもらわな 
   いことには仕事として成り立ちませんので、無意識に年中この能力をつち 
    かっていると考えられます。 

  しかも生活を、人生をかけてです。 

  お笑い芸人さん達とは違って、私たち一般の人間は通常の生活の中で会話 
  で相手の言いたいことを理解したり、相手にこちらの考えていることを正 
  確に伝えたり分かってもらうという場面は少ないので、これから行う国語 
  のトレーニングは一生の財産になるかもしれません。 

  国語は、一応文章は読めるから後回しにしたり、難しい漢字や熟語を中心 
  に勉強したりで、国語の勉強の仕方が分からないからといって数学や英語 
  と同じくらい勉強する高校生はそれほどいないのではないでしょうか。 

  もし同じくらい勉強したら、それはもう他の教科に比べて確実に得意科目 
  になることでしょう。 

  それどころか学校あるいは全国でもトップレベルになれます。 

  それほど国語は伸びます。 

  信じるものは救われる、思い立った人は最後まで頑張って続けてみてくだ 
  さい。 

  できれば受験が終わっても、軽くセンター試験対応型の問題などで続けて 
  みてはどうでしょう。 

  国語の上達法は、『速読』にあります。 

  速読できれば、文章内容も記憶に残りイメージもつかみやすくなり、また 
  考えやすくもなります。 

  そのことを念頭に入れて、まずはこれから紹介する勉強の仕方を実践した 
  うえで、さらに自分に合った自分なりの学習法を確立してください。  
    
    
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◆第 8 回◆ 国語(現代文)の学習のしかた 

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 <現代文> 

  小説は、皆さん自身の過去の体験に負う所が大きく、イメージがマッチン 
  グしたときは非常に分かりやすくハイスピードで、正確に質問に答えるこ 
  とが出来ますが、まったく知らない情景や場面に遭遇したり、自分の思う 
  心情が曖昧なときはどうしても答が見つからないということになります。 

  評論や論説は、難しい言葉や表現それに書いた人の思惑を文の中から読み 
  取らなければならないので一見難しそうに見えるのですが、逆に相手に分 
  かってもらわなければならないのが評論や論説ですから、文章の中から読 
  み取れるという性格も併せ持っています。 

  ですから小説と評論・論説とでは学習内容は根本的に異なります。 

  しかし、ここでの学習法は同じです。 
  
  まず漢字や四字熟語や文学史や詩・俳句などを中心に勉強することは別物 
  だと考えて、そのための学習時間は別に作るようにしてください。 

  これらの内容を中心に暗記科目として学習したのでは知識偏重であって、 
  しっかりした国語力はつきませんので、真の学習能力を養うつもりでこれ 
  から説明する勉強法を実践してください。 



  第1段階 … まず教科書や参考書の文章をハイスピードで何度か読み込みま 
        す。 

        この時点では内容をおおざぱに確認する程度でかまいません。 

        難しい漢字や熟語の意味は調べることなく、これはこんな意 
        味ではないかなと自分で推測することが大事です。 


  第2段階 … 次に、文章のはじめから区切りのいいところまで、起承転結が 
        読み取れる人はその区切りのところまでに分けて何度か読み込 
        み、さらに次の区切り、その次の区切りと読み込みます。 


  第3段階 … 最後まで終了したら、1センテンス毎に読んでは見ないで文章 
        を思い出すという操作を繰り返しながら区切りのいいところま 
        で読み進めます。 

        このあとじっくりと内容を噛み締めます。 

        これを何度か繰り返したら、次の区切りのいいところまでを同 
        じようにやり進め、最後までやり終えます。 


  第4段階 … 教科書は「教科書のガイドブック」を本屋さんで購入して、教 
        科書の内容に関する問題を解いてみます。一度確認したらすぐ 
        に解答解説を見ながら一問一問しっかりと理解していきましょ 
        う。 

        このときなぜ解答がこうなるのだろうとじっくり考えましょう。 

        分からなければ、「教科書のガイドブック」のことを内緒にし 
        て学校で先生に質問しましょう。 

        もし習っている範囲であれば、その後の試験に出題される可能 
        性が大ですし、出題しないような先生であれば質問数が多けれ 
        多いほど先生にとって出題がしにくくなるわけで、対策が取り 
        やすくなります。 

        何といっても国語の先生にとって、質問を受けること自体が嬉 
        しくて読み取りのテクニックなど色々なアドバイスをしてくれ 
        るようになることが最大のメリットです。 
  
        参考書の場合は、例題の中に質問の内容が含まれていますから 
        問題にチャレンジした後、すぐに解説解答を確認します。 

        ただし、なぜそのような見方が出来るのか、なぜその答になる 
        のかはジックリと考えるようにしてください。 

        分からなければ、学校や予備校・塾の先生など質問しやすい人 
        に聞きましょう。(最初は分からない物だらけだと思います。) 


  第5段階 … ひととおり問題練習や例題が終了したら、質問の内容も頭に入 
        れた上で、もう一度最初から最後まで通しでジックリ読み込み 
        ましょう。 
    

  第6段階 … 最後にハイスピードで読み込む練習をして終了です。 


  第7段階 … 参考書の応用問題は余力のある人だけチャレンジしましょう。  


  第8段階 … さらに余力のある人は、まったく別個に独立して『全国大学入 
        試問題正解(旺文社)』などを購入または学校にあるものを借り 
        てピックアップしコピーしてチャレンジする。 

        分からないものは、信頼できる先生に質問する。 



  ★ 以上のうち自分ができるところまでですが、出来るだけ先の段階までい 
    けるように頑張りましょう。 


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■編集後記 
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  私はかつて勉強を始めようとしたとき、記憶力・理解力・読解力・知識の 
  整理能力などの欠如のために何をどのように勉強してもすぐに行き詰まり、 
  何もできない自分に気がつきました。 

  どうしたらいいのかと悩む前に気力がなくなり、まったくやる気がなくな 
  ってしまうのです。 

  国語の勉強をするとき、文章を読んでも最初の一行を読んで次の行に移る 
  とすでに前の一行に何が書いてあったのか忘れてしまっているのです。 

  そんな状態で、先の方まで読み進めても文章を理解できるはずがありませ 
  ん。 

  問題を解くにあたっても質問自体忘れてしまいます。 

  質問の内容が頭に残っていたとしても、何度も前の文章に立ちかえってど 
  こにその内容に近いものが書いてあるのかを見直しをしなければならない 
  状態でした。 

  皆さんの中に私と同じようにそのような状態の人がいるとしたら、けっし 
  て国語いえ勉強そのものが出来るようにならないでしょう。 

  高校一年生になってから、私は本屋さんに行って小学校の一年生から中学 
  校の三年生までの国語の教科書と中学校の教科書のガイドブックを取り寄 
  せ、そこから勉強をはじめました。 

  小学校の内容の勉強の仕方は非常に単純で、読んだら何も見ないでそのま 
  ま文章をすべて書き出すというものでした。 

  中学校の教科書でもそれを続けつつ、ガイドブックにしたがって問題練習 
  をし、その他漢字のドリルや四字熟語を覚えることに専念しました。 

  高校のレベルになってからは、書き出しをすると時間がかかりすぎるので 
  1センテンスを何度も読み返し、頭に入れたら次のセンテンスに移る。 

  そして1ページ程度の区切りのいいところまでをもう一度読み返す、そし 
  て次に進む。 

  最終的には、最初から最後までハイスピードで何度も読み返すことを繰り 
  返した上で、やっとガイドブックの説明を何度も読んで、その後問題演習 
  をやるという手順で勉強をしていました。 

  これは私が能力がないからこそ出来たこと、いややらざるをえなかったこ 
  とであって、時間がかかりすぎるので皆さんは自分の納得できるところま 
  でやればそれでいいのですよ。 

  誤解して私の真似はしないようにしてくださいね。 

  国語の教科書は、すばらしくよくできています。 

  不思議なことに、何を基準として区分けされているのか分かりませんが、 
  小学校の一年生から順に、少しずつ難しくなっているのです。 

  また内容的にも、人文科学・自然科学・社会科学など全ての分野を網羅し 
  てあり、さらには日本の文化や心理学的要素などがふんだんに盛り込まれ 
  ているからです。 

  社会人の方も、費用的に安いので本屋で注文して、一度中学・高校の教科 
  書を各学年まとめてご覧になってみたらどうでしょう、面白いですし、き 
  っとためになると思いますよ。 

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~ 

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  現代文と違って、古文もまず文の形体に慣れる必要があります。 

  古文の場合は、現代で使われている言葉との違いや意味の違いをはっきり 
  と頭に入れる必要があり、また書かれた時代の背景や習慣も知っておくこと 
  とも大事になります。 
   
  また教えてくれる先生の力量に大きく左右されます。 

  言い換えれば、それほど独学で学習するより習った方が効果が大きい科目 
  といえるのです。 

  ですから授業を受けている人は、その授業を本当に大切にした方がいいで 
  すし、先生をうまく利用した方がいいですよ。 

  現代文と同様に、もし英語や数学と同じくらい勉強したらすぐに他の教科 
  に比べて確実に得意科目になることでしょう。 

  また速読できれるようになれば、文章内容も記憶に残りイメージもつかみ 
  やすくなり、また考えやすくもなりたのしくなって自信もつくでしょう。 

  そのことを念頭に入れて、まずはこれから紹介する勉強の仕方を実践した 
  うえで、さらに自分に合った自分なりの学習法を確立してください。  
  
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◆第 9 回◆ 国語(古文)の学習のしかた 

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  まず、学校の授業を居眠りすることなくしっかりと聞くことが大事です。 

  古文の場合は、単語も文法も重要です。 

  単語は単語集で勉強できますが、文法はやはり先生に習うのと習わないのと 
  では格段の差がでてきます。 

  また、いにしえの風習慣など本には書けないことを説明してくれることの価 
  値がひじょうに大きいのです。 

  ここではあくまで教科書や授業を離れて、独学のしかたについて説明したい 
  と思います。 

  本屋さんに行けば、『竹取物語』、『徒然草』、『平家物語』、『古今和歌 
  集』、『源氏物語』など様々な現代訳の本が並んでいますので、自分の読み 
  やすいもの興味のある内容のものを選んで一冊だけ購入しましょう。 

  これらの本は、単語や文法についても細かく記載してありますし、場合によ 
  っては設問を付けてある場合もあります。 

  これらの本を中心に勉強を進めていきます。 

  学校の勉強の仕方は、『教科書ガイド』をもとに下記の勉強のしかたに準じ 
  て勉強すればいいでしょう。 


  第1段階 … まず、ひととおり現代語訳だけ読み進めて、最後まで内容確認 
        を行います。 


  第2段階 … 次に、各章単位に勉強していくのですが、毎回章ごとに学習を 
        進めていきながらその内容をもう一度現代語訳を読みます。         


  ★ ここまでの準備がとっても大事です。 


  第3段階 … さらに1つのセンテンスごとに現代語訳を覚えたうえで、文語 
        を読みながらそれぞれの単語や短文の現代語訳との対応を確認 
        しましょう。 


  第4段階 … その1センテンスを何も見ないで文語で書けるか確認します。 
        全部書けないときは、見てもいいので書き出しをしましょう。 
        このとき、単語をいったん覚え、文法も何が書いてあるのかを 
        見ておきます。(忘れてもかまいません。) 


  第5段階 … 自分にとって区切りのいいところまでやったら、最初からそこ 
        までの意味を確認しながら文語で何度か読み直します。(あく 
        まで文語に慣れることが目的です。) 


  ★ ここまでやる習慣をつけるだけでも、学校の授業の受け方や今後の古文 
    の学習の仕方が変わります。 


  第6段階 … 出て来た単語や文法を単語集や文法の本と対応させて、単語は 
        マークして覚えつつ他の意味も確認しておき、文法は何のため 
        にその文法が必要なのか、そのことによってどういう特典があ 
        るのかをよく考える。 

        分からなければ、先生にそれとなく質問する。 


  第7段階 … もう一度最初から文語のままで意味を考えながらハイスピード 
        で読み直す。(意味や単語・文法のこともごく自然にハイスピ 
        ードで思い出せるまで繰り返すとさらによい。) 


  第8段階 … 以降これを続けていき、最初から最後まで終了したらもう一度 
        一冊分まるまる最初からすべて文語で読んでみる。 



  ★ 焦らずに趣味のつもりで、ゆっくりとかつしっかりと進めていきましょ 
    う。ですからお気に入りの本を一冊だけ買うのです。この一冊をやりつ 
    くしただけでも今後の古文全体の学習の仕方や受け入れ方に大きく影響 
    します。 

  ★ この勉強は追加であって、もちろん学校の授業はこれとは別に並行して 
    勉強しなければいけません。 

  ★ 余力が出てきたらセンター試験対応型の問題集にチャレンジして基礎問 
    題のトレーニングをしてもいいでしょう。(この際、覚えていない単語は 
    追加で一つ一つ覚えていきましょう。) 

  ★ 模試は復習が大切です。次に同じ問題が出題されたとしたら速解できる 
    くらいの徹底的分析をしておきましょう。 

  ★ 二冊目からはやらなくてもいいのですが、もしやるとしたら先生にどれ 
    をやったらいいかアドバイスをしてもらい趣味程度にやるようにした方 
    がいいでしょう。 



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■編集後記 
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  私はかつて古文は大嫌いでした。 

  いにしえの文化がどうしても馴染めなっかたからか身分の上下が嫌いだった 
  かよく覚えていないのですが、とくに尊敬語・謙譲語・丁寧語の区別もよく 
  分からなくてイヤでなりませんでした。 

  文法を勉強しても、それがどうして必要なのか理解できませんでした。 

  文法は、覚えることを中心にいやというほど勉強しました。 

  しかし、全くといっていいほど成績は伸びず、また分からなくより古文嫌い 
  になりました。 

  文法で、連体形の助詞「ぞ。なむ、や、か、」や已然形の「こそ」とかいわ 
  れても推量や希望や使役・尊敬の助動詞「る、らる、す、さす、しむ、ず、 
  む、むず、まほし、り」とか過去の助動詞「き、けり、つ、ぬ、たり、けむ、 
  たし」それにそれぞれの活用など、今でもそらで言えるほど覚えていても、 
  全く文章中で結びつかず分からなかったからです。 

  いつも先生が授業中に説明してくれても、ちっとも面白みを持てず「だから 
  どうしたの」という感覚でしか聞けず、興味を持てなかったのも災いしたの 
  だと思います。 

  そこで私の場合は、少しでも古文に慣れるために上記に示したように古文の 
  リーディングからはじめたのです。 

  最初は面白くないと感じた『徒然草』を避けて、よく知っている『竹取物語』 
  から始め、物語の方が面白いなと感じてちょっと難しい『平家物語』のよう 
  な物語を中心に読みました。 

  今は私たちのころと違って、古文の場合はいい参考書がたくさん出ています 
  し、いい参考書や問題集や単語集がありますので、自分の気に入ったものを 
  買って、焦らずに少しずつ確実に覚えていく勉強をしていきましょう。 

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

  古文と同様に漢文もまず文の形体に慣れる必要があります。

  漢文の場合は、助詞や助動詞の漢字の意味をしっかりとものにしておかな
  いと文章の意味を全く逆に解釈することにもなりかねません。

  自分の持つ倫理的観念を下地として自分勝手に良心的な方に考えてしまう
  と、質問の内容とはかけ離れた解答をすることが多く間違ってしまいます。

  漢文は半分以上が儒教的内容です。

  ですから古文とは違って、時代の背景や文化を知る必要がありませんので
  学習しやすいと思います。

  また『道徳』の内容だからといってすべて『いいこと』ばかり書いてある
  と思ってはいけません。

  一般に漢文の場合は、最初は悪いことをしたのだけど後から更生していい
  人になりましたよ、みたいな大どんでん返しの内容が多いので、そこをど
  のように読み取るのかは部分否定や二重否定なども含めて漢文の中で使わ
  れている漢字の意味をひとつひとつ丹念にマスターしていかないと話のつ
  じつまは合ったとしても話の内容は全く違ったように捉えてしまいかねな
  いのです。

  マークテストやセンター試験の漢文は、正確に内容をつかめた時は満点も
  夢ではないのですが、意味を反対に捕らえてしまったときはいきなり点数
  がダウンすることになります。

  諸先輩の中には思い当たる人もいるのではないでしょうか。

  漢文も古文と同様に教えてくれる先生の力量に大きく左右されます。

  言い換えれば、習った方が独学で学習するよりはるかに効果が大きい科目
  だともいえるのです。

  もちろん独学なくしては得意になれるわけはありませんが、授業を受けて
  いる人はその授業を本当に大切にした方がいいですし、先生をうまく利用
  しないと損をしていることになりますよ。

  現代文や古文と同様に、もし英語や数学と同じくらい勉強したらすぐに他
  の教科に比べて確実に得意科目になり、その後はそれほど勉強しなくても
  ある程度の点数は取れるようになるはずです。

  ですから早目に得意科目にしてしまった方がいいと思います。

  その方が気が楽です。

  また現代文と同様に、速読できれるようになれば文章内容も記憶に残りイ
  メージもつかみやすくなり、また考えやすくもなり楽しくなって自信もつ
  くでしょう。

  何といっても、センター試験の得点や合格点のうちこれぐらいの点数は必
  ず漢文で確保できるという見通しを立てれることが大きなメリットとなり
  ます。

  そのことを念頭に入れて、まずはこれから紹介する勉強の仕方を実践した
  うえで、さらに自分に合った自分なりの学習法を確立するようにしてくだ
  さい。 


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◆第 10 回◆ 国語(漢文)の学習のしかた

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  当たり前ですが、漢文はまず漢字が好きにならなければ得意になれません。

  だからといって漢字の練習からはじめたとしても、取り止めがなくすぐに
  できるようになるはずもありません。

  逆に漢文の勉強をすることによって漢字になれていった方がいいと思いま
  す。

  漢和辞典を傍らにおいて調べてもいいのですが、たいていの漢字の意味は
  内容を見ても本文とは結びつかなくて分からないと思います。

  ですから漢字の練習は、現代文のための勉強として別に行うだけにしてお
  きましょう。

  漢文が苦手な人は、学校で配られる『漢文の練習帳』でもいいのですが、
  詳しい説明がついていないでしょうから、本屋さんに行ってできるだけ基
  礎から取り扱っている内容のもので、自分にとって分かりやすい『漢文の
  練習帳』を買って、急ぐことなくひとつひとつの内容を何度も繰り返し学
  習したうえで確実に身に付けるようにしていかなければなりません。

  この『漢文の練習帳』の勉強は、取り扱ってある内容がどんなに簡単なも
  のに終始していたとしても漢文の基礎力をつちかうのには非常に効果的な
  ので、ぜったいにはずしてはいけません。

  センター試験の内容だと、これだけでも十分なことが多いくらいです。

  また、なぜか漢文の参考書は難しく感じますし、内容も硬いものが多く馴
  染みにくいので、漢文をいちから勉強したい人は、『漢文の練習帳』と併
  用して本屋さんで漢文の『教科書』と『教科書ガイド』を購入してそれら
  を元に勉強した方がいいと思います。

  特に『教科書ガイド』に準じて学習すると勉強しやすく、またその効果は
  絶大です。

  ですから以下では参考書ではなく、『教科書ガイド』を元にその勉強のし
  かたを説明することにします。

  参考書は辞書代わりというか、単語帳の代わり(漢文の参考書には、便利な
  ことに文法も含めて漢字や言葉の意味などまとめたぺーじが必ずついてい
  ます)というかとにかく参考書を主体とした勉強をするのではなく、利用す
  るためのものだと考えてください。




  第1段階 … まず『教科書ガイド』の全体の和訳を読んで、内容を確認す
        る。 

  第2段階 … 次に漢字や文法など全体的にどんな解説説明をしてあるかを
        ひと通り簡単に読みます。


  ★ ここまでが準備で、これから本腰を入れて学習に入ります。
 

  第3段階 … 漢字に慣れるために1センテンスだけを白文で書き写す。
        (漢字を覚えるためではなく、あくまでも漢文に慣れるため
        の下地です。)

  第4段階 … さらに1つのセンテンスごとに和訳を思い出しながら漢文の
        構成すなわち返り点、レ点の練習をします。

  第5段階 … このとき、漢字や単語の意味、文法について何が書いてある
        のかをもう一度しっかり確認します。

  第6段階 … 各センテンスごとに区切りのいいところまで確認したら、そ
        こまでの意味と漢字、文法を確認しながら最初から『教科書』
        の白文のまま何度か読み直します。(あくまで漢文に慣れるこ
        とが目的です。)


  ★ 教科書は読み物として復習用に使いますので、何も書き込みません。

  ★ ここまでの習慣をつけるだけでも、学校での授業の受け方や今後の漢
    文の学習の仕方や意識が変わります。


  第7段階 … 助詞や助動詞、特に部分否定や二重否定など出て来た単語や
        文法を他の参考書と対応させて参考書の方にマークしていく。

  第8段階 … 漢文の場合は、一つのテーマに対する文章がそれほど長くな
        いので、もう一度最初から『教科書』の白文のままでハイス
        ピードで読み直す。(漢字の意味や単語・文法についてもごく
        自然に思い出せるまで繰り返すとさらによい。)


  ★ 古文と同様に焦らずに趣味のつもりで、ゆっくりとかつしっかりと進
    めていきましょう。

  ★ マークした後の参考書は、まずマーク済みのものを何度も確認しつつ
    近隣のマークしていないものも少しずつ勉強に追加していきましょう。

  ★ 余力が出てきたらセンター試験対応型の問題集にチャレンジして基礎
    問題のトレーニングをしましょう。(この際、解答解説を元にさらに
    知らなかった事項や覚えていなかった事項については追加で一つ一つ
    マスターしていきましょう。)

  ★ 模試は復習が大切です。次に同じ問題が出題されたとしたら速解して
    満点がとれ、人に細かいところまで解説説明ができるくらいまでの徹
    底的分析をしておきましょう。


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■編集後記
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  私の場合、難しい漢字を知っていたり書けたりすると偉くなったような気
  がしてかよくは覚えていないのですが、なぜか漢字は好きで漢文も嫌いで
  はありませんでした。

  また漢文の儒教的なお話やたとえ話や故事成句の由来などが楽しくて大好
  きでした。

  でも試験で点数は取れませんし、こうだと思っていた内容が間逆だったり
  して漢文そのものはちっとも理解できませんでした。

  漢文は勉強することに苦痛を感じない唯一の科目でしたから、すぐに『好
  きこそ物の上手なれ』かどうかは分かりませんが、最も早く自信を持てる
  ようになった科目でした。

  高校三年のときに添削を受けていたのですが、あるとき受講生から自分で
  作った漢文の投稿が掲載されているのを見てひどく感動して、自分も日記
  や作文を漢文で書けたらいいなあと思ってチャレンジしたことがあります
  が、漢作文の難しいことといったら半端ではなくてすぐ止めたことを覚え
  ています。

  理科系の人たちも漢文の内容は易しいですし、ためになったり楽しい内容
  のものもありますので、そういう目でみたら漢文にかける時間を少し増や
  すことが出来るかもしれませんよ。

  何よりもまず実践です。

  楽しめるようになったらしめたものです。

画面の一番上へ

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  私の専門は数学と化学ですので、理科の勉強の仕方としてここでは化学
  を中心に説明したいと思います。

  化学の場合は、大学入試の難易度と化学の問題の難易度とは必ずしも一
  致しないので、大学のイメージだけで勉強すると当てが外れることがあ
  るのです。

  センター試験化学と私立医歯薬看護系化学の問題は、化学1の範囲では
  ほとんど内容は同じですが、私立医歯薬看護系化学には化学2の基礎的
  内容が追加されています。

  また、国公立二次の問題と私立大学との出題内容も大きく異なる場合が
  多いのも対策の取り方が難しい要因になっています。

  つまり全国模試や学校の定期テストの成績では、必ずしも自分の受験す
  る大学の偏差値とは一致しないことになりかねないのです。

  出題されない内容ばかりで評価しようとしてもそれは無理な話ですから。

  自分の受験する大学が決まったら、早目にその大学の過去問の何年ヶ分
  に目を通して、分からなくてもいいので暇なときにこまめに何度も問題
  に触れ、どんな問題が出題されるかが感覚的に分かるようにならなけれ
  なりません。

  通常の化学の勉強をするときに、この問題は出そうだなとか意識しなが
  ら勉強出来るようになってほしいと思います。

  そうすれば模試や学校の化学の成績がそれほどよくなくても、本番の入
  試では点数が取れて、それこそ大逆転劇という現象が起こったりするの
  です。

  例えば東北大学と北海道大学とでは、化学の問題のレベルに大きな差が
  あります。

  北海道大学では、化学の問題は良も少なく学校レベルの学習をしっかり
  こなしてきた人であれば高得点が取れるような内容になっているのです
  が、東北大学では、理科系は理科に重点を置くべきだと訴えているよう
  な実験をもとにした問題や基礎を元に自分で考えなければならない高度
  な問題ばかりが出題されたりします。

  このことにより総合力が同じ偏差値の人を例にとれば、化学が苦手な人
  にとっては北海道大学のほうが有利で東北大学は不利ということになり
  ます。

  なぜなら北海道大学のほうでは、化学が得意な人が満点近く取ったとし
  ても苦手な人も高点を取りますからそれほど差がつかないことになり、
  逆に東北大学では大きな差がつくことになるからです。

  この場合、同じ偏差値どうしの人を比較したとき化学が不得意な人は他
  の残りの科目の偏差値では勝っているということですから当然有利にな
  るわけです。

  このように受験では駆け引きというものも考慮する必要があるのです。

  そのためにはやはり志望校の過去問をよく調べておく必要があるのです。

  受験する大学が決まってから過去問を解いてみるだけでは、受験対策の
  度合いがが薄くなってしまいます。

  ある程度の時期がきたら、二次試験の受験に必要な全ての科目にわたっ
  て一年分ではなく過去数年分の過去問にチャレンジして、それぞれの科
  目の対策をどのように取るのか、またどの科目をどの位伸ばせるのか、
  どのように勉強すればいいのか、どの大学が自分にとって有利なのかを
  しっかりと見極めることが大切なのです。

   
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◆第 11 回◆ 理科(化学・物理)の学習のしかた

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<化学>

 ●化学が得意になるための学習の仕方

  得意になるためには、一朝一夕では出来ません。

  少し大変なんですが、『よ~しやるぞ。』という気合をもって望まなけ
  ればなりません。

  『や~めたっ。』と思ったら何も解決しませんし、それで終わりです。

  ひとつ頑張ってみませんか?


  まず下記の教材をそろえてください。

  
   ・化学の資料集

     学校で配布されたものでもいいのですが、できれば浜島書店また
     は数研のものがいいでしょう。

     持っていない人は価格が安いので、新たに本屋さんで注文しまし
     ょう。

     特に良書としてお勧めなのは
       『ニューステージ新訂化学図表(浜島書店)』810円       
     です。

     他の出版社のものは実際とは異なった色になっていたり、受験に
     直結しない内容が多く含まれていて紛らわしいからです。


   ・詳しい内容の化学の参考書

     この手の参考書はあくまで辞書代わりに利用します。

      基礎的内容のものでは
       『チャート式 新化学1・新化学2(数研)』
      レベルが高いものでは
       『化学I・IIの新研究─理系大学受験(三省堂)』
     がお勧めです。

     ステップ・アップして両方を参考にできれば最高です。


   ・問題演習用の参考書

     学校の準拠版のような問題集ではなく、問題の解答解説を中心と
     した参考書の方がいいでしょう。

     自分の気に入った参考書でもいいのですが、いい参考書として紹
     介しておきますと、今はアマゾンあたりで中古でしか手に入らな
     いかもしれませんが、
       『必修化学〈化学IB・II〉新課程版 (上) (下) (駿台文庫)』
     がお勧めです。

     早稲田大学や筑波大学のように化学の出題がそれほど難しくなく
     標準的なレベルの良問を出題する大学には最適でほぼ9割近くが
     この中から出題されます。


     有機化学の分野には、さらにその上に追加で
       『有機化学演習 (駿台文庫)』
     を学習すれば、難問題を除いてほぼまかえるのではないでしょう
     か。


     ハイレベルな問題を出題する京都大学や東京大学の受験者には、
       『新理系の化学 (上) (下) (駿台文庫)』
     での学習が最低限要求されるでしょう。

     さらにこれら二つの大学の出題内容は全く異なりますので、それ
     ぞれの大学の
       『過去問集』
     の徹底的分析をして問題形式や解答の仕方などに慣れる必要があ
     ります。



 <学習の手順>


  第1段階 … 資料集をいつも近くに携帯しておいて、いつでも気軽に眺
        めれるようにしておく。(ここが重要なのです。)

   ★ 化学の勉強をするときだけではなく、他の教科を勉強するときも
     ちょっと一休みするときに気休め程度に軽くパラパラとめくって
     自分の興味のあるところを眺める程度で十分です。

     化学に限らないのですが、どんな科目でも資料集のある科目では、
     いつもすぐに資料集で調べることにより記憶に残しやすくなり、
     また身近に感じるようになって効率的な勉強につながるのです。


  第2段階 … 解答解説の詳しい参考書を中心に勉強を進めていきます。
        そしてまず解答解説をよく読んで納得した気になるまで何
        度か読み直しましょう。


  第3段階 … 次にその関連項目を資料集の索引で調べて、そのページの
        全ての部分に目を通します。


  第4段階 … 最後に詳しい参考書の方の関連項目を何度か読み返したら
        もう一度問題集の方に戻って再確認をする。

   ★ ここまでは覚えようとしない方がいいでしょう。


  第5段階 … それぞれの演習問題や学校の準拠問題集などにチャレンジ
        してみます。


  第6段階 … この時点で、覚えておかなければならないものがどんなも
        のかが実感できるはずですから、必要と思われるものだけ
        に照準を絞って暗記に入りましょう。


   ★ 教科書は読み物として復習用に使いますので、たくさん関連項目
     を書き込んで行きましょう。(ノートは出来るだけ使わない方が
     いいのですが、必要なものだけに絞ってノートにまとめるといい
     と思います。)

   ★ ここまでの習慣をつけるだけでも、学校での授業の受け方や今後
     の化学の学習の仕方や意識が変わります。


  第7段階 … たまに自分の志望する可能性のある大学の過去問の分かり
        そうな問題にチャレンジする。

   ★ ただし、志望大学の入試問題だけは徹底研究して自身がつくまで
     一問一問を大事にするようにしてください。

   ★ 勉強に対していっぱいいっぱいの人も何とかここまでは頑張って
     ほしいものです。


   
    以下は余力のある人へのアドバイスです。



  第8段階 … 余力のある人や受験間じかになったら『全国大学入試問題
        正解(旺文社)』を学校や塾などで借りるか見せてもらい、
        自分の志望大学と似た問題を出題する大学を探して、コピ
        ーさせてもらい類題演習をしましょう。

   ★ この似た問題を探して類題演習をすると受験のときに圧倒的な強
     みになります。

     なぜなら単なる類題演習ではなく色々な戦略を練れるようになる
     からです。


  第9段階 … 東京大学や京都大学の受験者はさらに、各予備校の東大模
        試や京大模試の復習をしっかり行い、さらに予備校で出版
        している東大模試や京大模試などの過去問集である
           『東京大学 理科』や『京都大学 理科』
        などのできるだけ古いものもかき集めて、時間の許す限り
        多くの問題にチャレンジし、徹底的復習をする。



 ●センター試験だけにしか化学が必要ない人の学習の仕方

   

  まず下記の教材をそろえてください


   ・化学の資料集

     学校で配布されたものでもいいのですが、できれば浜島書店または
     数研のものがいいでしょう。

     持っていない人は価格が安いので、新たに本屋さんで注文しましょ
     う。

     特に良書としてお勧めなのは
       『ニューステージ新訂化学図表(浜島書店)』810円       
     です。

     他の出版社のものは実際とは異なった色になっていたり、受験に直
     結しない内容が多く含まれていて紛らわしいからです。


   ・詳しい内容の化学の参考書
    
     この手の参考書はあくまで辞書代わりに利用します。
       『チャート式 新化学1・新化学2(数研)』
     が、お勧めです。


   ・センター試験の過去問集とセンター試験のための実践問題集

     何といっても価値があるのは、
        『センター試験の過去問集』 
     です。

     化学は、これまでに基礎的内容を出し尽くしたために新たな問題を出
     題することが難しくなったために、大学入試センターから過去に出題
     した問題を重複して出題する旨を公表しています。

     したがって、過去問の徹底的研究をした人たちの多くは本番で高得点
     を取っています。

     そのほかに必ずやった方がいいお勧めの問題集は、いわゆる
        『河合の黒本』と『駿台の青本』
     です。


 <学習の手順>


  第1段階 … まずはセンター試験の過去問の一回分100点満点にチャレンジし
        ます。


  第2段階 … 答合わせをして、採点し記録にとっておきます。

   ★ 一覧表にして記録を一目で見れるようにしておきましょう。


  第3段階 … 大問ごとに解答をよく勉強しましょう。

   ★ 分からないことだらけでも、焦らず嫌がらずに勉強のつもりで一通りし
     っかりと考え、理解したつもりになる。


  第4段階 … 次にその関連項目を資料集の索引で調べて、資料集のそのページ
        の全ての部分に目を通します。


  第5段階 … 詳しい参考書の方の関連項目を何度か読み返したら、もう一度過
        去問集の方に戻って再確認をする。


  第6段階 … 一通り一回分の最後まで確認し終わりましょう。


  第7段階 … 再度最初から同じ問題にチャレンジして難点取れるかを確認しま
        す。

   ★ ここまでは出て来た内容を覚えようとしないで、自然に覚えたものがあ
     ればラッキーとしておきましょう。


  第8段階 … この時点で、覚えておかなければならないものがどんなものかが
        少しずつ実感できるようになっているはずですから大問ごとに、
        自分にとって必要と思われるものだけに照準を絞って資料集や参
        考書、教科書などに記載されている内容の暗記に入りましょう。

   ★ 教科書も参考程度に利用した方がいいでしょう。


  第9段階 … 過去問をすべてやり終えたら、次に『河合の黒本』、『駿台の青
        本』の順にこれまでと同様の繰り返しで進めていきましょう。

   ★ あくまでやれるところまでです。しかし、とことんやりつくす心構えが
     なくては、ほんのちょっとしかこなせません。それでは結果が出るはず
     もありません。後はどこまでやるかという目標作りをして、可能な限り
     その目標に向かって突き進むだけです。     

   ★ 模試は復習が大切です。次に同じ問題が出題されたとしたら速解して
     満点がとれるくらいまでの徹底的分析をしておきましょう。



 ●短期間でセンター試験やマーク模試で満点近くを取りたい人の学習の仕方


   これまで化学が苦手だった人が短期間でそこまで到達するのは至難の業です。

   また、90点前後の点数が取れるような人がさらに満点に近づくのもたいへん
   で正直な話、誰かが手取り足取り指導しなければ無理だと思います。

   そこでこのような人たちも含めて誰でも短期間で満点近くの点数を取れるよ
   うにと開設したのが土亀式ネット予備校なのです。

   この講座では覚え方や覚えた後のトレーニングの仕方、それにセンター試験
   やマーク模試の問題の解説だけではなく、速解の仕方とそのためのトレーニ
   ングも指導しています。   

   興味のある方は、ぜひ受講してほしいと思います。

     『土亀(とき)式化学・数学ネット予備校』

          → http://weaf.jp/toki/

<物理>


   物理の独学での勉強の仕方は非常に難しく、私が説明するより、次に紹介し
   た物理ネット予備校の田原先生の物理講義をお勧めしたいと思います。

   なぜ独学が難しいかというと、目には見えない世界をイメージをもとに状況
   判断をしていかなければならないからです。

   物理の先生の力量は、このイメージをどのような方法でどれほど分かりやす
   く伝えることが出来るかによって決まるほどなのです。

   ですから物理が出来る人は、何らかの自分なりの確固たるイメージをつかめ
   た人なのです。

   実はイメージが正確につかめた人たちにとっては、物理が苦手な人たちが思
   っているよりは、問題を解くことはずっと簡単で分かりやすくて楽しいので
   す。

   逆に、なかなかイメージがつかめない人にとっては簡単な問題が解けたとし
   ても面白くないし、またちょっとだけ問題をいじられただけで全く解けない
   ということになりかねません。

   大学では、物理をほとんど微分積分をもとに勉強していきますので、学生は
   ひじょうに分かりやすく、先の分野にも進んでいけるようになります。

   田原先生は高校生や微分積分の苦手な人たちにも、まず微分積分の真の意味
   を分かりやすく教えてくれて、物理の概念と併せてそれぞれの状況を微分積
   分でイメージさせてくれるので、本当に分かりやすく同時に微分積分も得意
   になれるという一石二鳥の教え方をしてくれるのです。

   どうしても独学でやらざるを得ない人のためには、いずれ土亀式勉強方をお
   教えするときがくるかもしれませんが、物理の学習の仕方については、田原
   先生にお任せしようと思います。

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■編集後記
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   『これだけやれば誰だってできるようになって当たり前ジャン。』と多くの
   人が思ったでしょう。

   そうなんです、誰でもできるようになるのです。

   よく考えてみてください。

   その当たり前のことをどうしてやらないのですか?

   どうしてやってこなかったのですか?

   やっても出来ないという勉強の仕方ではありません。
  
   やればできるというのであれば、簡単ではないですか?

   実は、本当に簡単なんです。

   大半の人たちは『もっと楽に簡単に出来るようになる方法はないの?』と思
   うでしょう。

   しかしできる人たちは、これまでどこかで何がしかの形でこれらのことを無
   意識または意識的にやってきているのです。

   簡単に勉強が出来るようになるというその『簡単』の度合いは人によって異
   なります。

   これまでやってこなかった人も自分なりの『簡単』という常識のどこかが間
   違っているのではないかと考えて、これから思い直して頑張ってみませんか。

   何よりもまず実践です。
 
   楽しめるようになったらしめたものです。

画面の一番上へ

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  基本的に化学と同じ勉強の仕方ですが、生物の場合は化学よりもさらに
  資料集が大きな効力を発揮します。

  極端な話、全ての基礎とある程度までの応用の範囲まで資料集だけで会
  得できるといえるほどです。

  このことはいつも気に留めておいてください。

  生物は、比較的親しみやすく得意な人が多い科目ですが苦手な人にとっ
  ては『発生』『遺伝』『遺伝子の連鎖と組み換え』は特にいやな分野か
  もしれません。

  しかし、資料集で馴染んでいけば全体的な感覚が身についていきますの
  で実際に問題に当たったとき状況が分かりやすくなっていますので、い
  つの間にか自分で解けるということになります。

  資料集の中には重要用語集や論述問題を含めているものもありますので
  このような参考書はさらにその価値が大きいといえます。

  また『遺伝』の計算問題も資料集を片手に、一つ一つの問題が常識的に
  解けるようになるまで何度も繰り返し見ることにより、処理能力も身に
  付けることができるようになります。

  しかし生物の計算問題はどうしても苦手という人には最初からの学習に

    『大森徹の生物計算・グラフ問題の解法(旺文社)』

  をお勧めします。

   
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◆第 12 回◆ 理科(生物)の学習のしかた

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 ●生物が得意になるための学習の仕方

  勉強が得意になるためには、一朝一夕では出来ません。

  少し大変なんですが、『よ~しやるぞ。』という気合をもって望まなけ
  ればなりません。

  『や~めたっ。』と思ったら何も解決しませんし、それで終わりです。

  ひとつ頑張ってみませんか?


  まず下記の教材をそろえてください。

  
   ・生物の資料集

     学校で配布されたものでもいいのですが、できれば浜島書店のもの
     がいいでしょう。

     持っていない人は価格が安いので、新たに本屋さんで注文しまし
     ょう。

     特に良書としてお勧めなのは

       『ニューステージ新訂生物図表(浜島書店)』860円
       
     です。

     重要用語集や論述問題なども含まれ、これ一冊だけでも総合学習が
     できるでしょう。



   ・詳しい内容の生物の参考書

     次の参考書はあくまで辞書代わりに利用します。

      基礎的内容のものでは

       『チャート式 新生物1・新生物2(数研)』

     がお勧めです。



   ・問題集

     学校の準拠版の問題集でも十分ですが、問題の解答解説が充実した
     もの方がいいでしょう。

       『センサー生物I・II (啓林館)』

       『新訂 アクセス 生物I・II(浜島書店)』

     がお勧めです。


  ★ ハイレベルな問題を出題する京都大学や東京大学の受験者は、上記の
    資料集を熟知したうえで、それぞれの大学の『過去問集』と予備校で
    出している『各大学対応型の問題集』は必需品で、問題の徹底的分析
    をして問題形式や解答の仕方などに慣れる必要があります。




 <学習の手順>


  第1段階 … 資料集をいつも近くに携帯しておいて、いつでも気軽に眺
        めれるようにしておく。(ここが重要なのです。)

   ★ 生物の勉強をするときだけではなく、他の教科を勉強するときも
     ちょっと一休みするときにも気休め程度に軽くパラパラとめくっ
     て自分の興味のあるところを眺めることが大事です。

     いつも資料集で調べることにより身近に感じるようになって記憶
     に残しやすくなり、また効率的な勉強につながるのです。

     また図を写すという作業は時間がかかりますが、楽しいだけでは
     なく思ったより早く好きになれます。

     急がば回れという言葉がぴったりと当てはまるのです。


  第2段階 … 問題集を中心に勉強を進めていきます。そしてまず解答解
        説をよく読んで納得した気になるまで何度か読み直しまし
        ょう。


  第3段階 … 次にその関連項目を資料集の索引で調べて、そのページの
        全ての部分に目を通します。


  第4段階 … 最後に詳しい参考書の方の関連項目を何度か読み返したら
        もう一度問題集の方に戻って再確認をする。

   ★ ここまでは覚えようとしない方がいいでしょう。


  第5段階 … 学校の準拠問題集などにチャレンジしてみます。


  第6段階 … この時点で、覚えておかなければならないものがどんなも
        のかが実感できるはずですから、必要と思われるものだけ
        に照準を絞って暗記に入りましょう。


   ★ 生物の教科書は他の教科よりも分かりやすくて親しみがわくもの
     が多いので、読み物として復習用に使いましょう。

     このときたくさんの関連項目を書き込んで行きましょう。

     ノートは出来るだけ使って、図を中心に自分にとって必要なもの
     だけに絞ってノートにまとめるといいと思います。

   ★ ここまでの習慣をつけるだけでも、学校での授業の受け方や今後
     の化学の学習の仕方や意識が変わります。


  第7段階 … たまに自分の志望する可能性のある大学の過去問の分かり
        そうな問題にチャレンジする。

   ★ ただし、志望大学の入試問題だけは徹底研究して自身がつくまで
     一問一問を大事にするようにしてください。

   ★ 勉強に対していっぱいいっぱいの人も何とかここまでは頑張って
     ほしいものです。


   
    以下は余力のある人へのアドバイスです。



  第8段階 … 余力のある人や受験間じかになったら『全国大学入試問題
        正解(旺文社)』を学校や塾などで借りるか見せてもらい、
        自分の志望大学と似た問題を出題する大学を探して、コピ
        ーさせてもらい類題演習をしましょう。

   ★ この似た問題を探して類題演習をすると受験のときに圧倒的な強
     みになります。

     なぜなら単なる類題演習ではなく色々な戦略を練れるようになる
     からです。


  第9段階 … 東京大学や京都大学の受験者はさらに、各予備校の東大模
        試や京大模試の復習をしっかり行い、さらに予備校で出版
        している東大模試や京大模試などの過去問集である
           『東京大学 理科』や『京都大学 理科』
        などのできるだけ古いものもかき集めて、時間の許す限り
        多くの問題にチャレンジし、徹底的復習をする。



 ●センター試験だけにしか生物が必要ではない人の学習の仕方

   

  まず下記の教材をそろえてください


   ・生物の資料集

     学校で配布されたものでもいいのですが、できれば浜島書店のも
     のがいいでしょう。

     持っていない人は価格が安いので、新たに本屋さんで注文しましょ
     う。

     特に良書としてお勧めなのは

       『ニューステージ新訂生物図表(浜島書店)』860円
       
     です。

     重要用語集や論述問題なども含まれ、これ一冊だけでも総合学習が
     できるでしょう。


   ・詳しい内容の化学の参考書
    
     こ次の参考書はあくまで辞書代わりに利用します。

       『チャート式 新生物1(数研)』

     が、お勧めです。


   ・センター試験の過去問集とセンター試験のための実践問題集

     何といっても価値があるのは、

        『センター試験の過去問集』
 
     です。そのほかに必ずやった方がいいのが

        『河合の黒本』と『駿台の青本』

     です。


 <学習の手順>


  第1段階 … まずはセンター試験の過去問の一回分100点満点にチャレンジし
        ます。


  第2段階 … 答合わせをして、採点し記録にとっておきます。

   ★ 一覧表にして記録を一目で見れるようにしておきましょう。


  第3段階 … 大問ごとに解答をよく勉強しましょう。

   ★ 分からないことだらけでも、焦らず嫌がらずに勉強のつもりで一通りし
     っかりと考え、理解したつもりになる。


  第4段階 … 次にその関連項目を資料集の索引で調べて、資料集のそのページ
        の全ての部分に目を通します。


  第5段階 … 詳しい参考書の方の関連項目を何度か読み返したら、もう一度過
        去問集の方に戻って再確認をする。


  第6段階 … 一通り一回分の最後まで確認し終わりましょう。


  第7段階 … 再度最初から同じ問題にチャレンジして何点取れるかを確認しま
        す。

   ★ ここまでは出て来た内容を覚えようとしないで、自然に覚えたものがあ
     ればラッキーとしておきましょう。


  第8段階 … この時点で、覚えておかなければならないものがどんなものかが
        少しずつ実感できるようになっているはずですから大問ごとに、
        自分にとって必要と思われるものだけに照準を絞って資料集や参
        考書、教科書などに記載されている内容の暗記に入りましょう。

   ★ 教科書も参考程度に利用した方がいいでしょう。


  第9段階 … 過去問をすべてやり終えたら、次に『河合の黒本』、『駿台の青
        本』の順にこれまでと同様の繰り返しで進めていきましょう。

   ★ あくまでやれるところまでです。しかし、とことんやりつくす心構えが
     なくては、ほんのちょっとしかこなせません。それでは結果が出るはず
     もありません。後はどこまでやるかという目標作りをして、可能な限り
     その目標に向かって突き進むだけです。     

   ★ 模試は復習が大切です。次に同じ問題が出題されたとしたら速解して
     満点がとれるくらいまでの徹底的分析をしておきましょう。




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■編集後記
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  『なんだ化学とほとんど同じじゃないか。見てもしょうがない。』と多くの人
  が思ったでしょう。

  そうなんです。

  大学受験の中で取り扱う内容では、同じサイエンスの中でも物理のように理論
  や計算を中心にしたものと違って、生物と化学はともに実際に存在する物質を
  取り扱ったり、新しく何かを作り上げていくことをテーマとしていますから必
  然的に同じになるのです。

  間違わないように付け足して起きますが、大学受験の枠をはずせば物理だって
  ものづくりの基本中の基本で、将来は物理なくして研究はないくらいですから
  高校生の人たちは決して誤解しないでくださいね。

画面の一番上へ

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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    センター試験の地学の受験者の多くは文系の人ですから、平均点を下げ
  ないためには難しい問題を出せないことになります。

  地学の分野は実際に研究するとなるとかなり難しく、大学院でも本当に
  優秀な人しか進めない世界なのです。

  ですからセンター試験には理論的に証明されている内容や比較的やさし
  い問題しか出題できないわけで、覚えなければならない事項はかなり限
  られることになるのです。

  そこで地学の先生や地学を受験して点数を取れた人の中には短時間で高
  得点を期待できるからといって地学をすすめる人が多いようですが、地
  学の分野に興味のある人や何でも吸収できる人にはよくても内容に違和
  感を感じる人だけは避けた方がいいと思います。

  私自身もそれほど得意ではありません。

  そこで申し訳ありませんが、今回に限ってはセンター試験対策の勉強の
  仕方に絞ってアドバイスしたいと思います。

  もっとも国公立2次や私立大学を地学で受験するような人は、優秀で自
  分の勉強の仕方をはっきりと持っていたり、私などよりは色んな知識を
  持っている人たちでしょうから、私のアドバイスなど全くの無用だと思
  いますので、国公立2次や私立大学の勉強の仕方については割愛させて
  いただきます。

  センター試験に出題される地学の範囲はかなり広くて、『固体地球』、
  『岩石鉱物』、『地質図・地球史』、『大気海洋』、『天文』の五つの
  分野があり、必ず大問1問ずつ出題されます。

  基本的に化学や生物と同じ勉強の仕方ですが、地学の場合も生物と同様
  に化学などよりもさらに資料集が大きな効力を発揮します。

  地学は出版されている参考書も少なく、ほとんどがセンター対策が出来
  る程度のものしかありません。

  ですから資料集は地学の勉強においては生命線だといえます。

  このことはいつも気に留めておいてください。

  地学の資料集は、これまで全く興味のなっかた人でも、勉強しなければ
  ならないという負荷がなければ、写真や図が多くて楽しく見れますので
  受験で地学にするかどうか迷っている人はまず資料集を購入して最初か
  ら最後までひと通りながめてみた後で決めればどうでしょう。

  また受験勉強を始めるにあたっても、資料集に馴染んでおけば全体的な
  感覚が身について、実際に問題に当たるときに分かりやすくなり、かな
  り勉強しやすくなっているはずです。

  どうしても参考書がほしいという人は、ある程度まで学習が進んでから
  いつも調べれるように資料集を座右において、

    『センター試験地学1の点数が面白いほどとれる本(中経出版)』

  をやってみたらどうでしょう。


   
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◆第 13 回◆ 理科(地学)の学習のしかた

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 ●センター試験だけにしか地学が必要ではない人の学習の仕方
  

  まず下記の教材をそろえてください


   ・地学の資料集

     資料集を持っていない人は価格が安いので、新たに本屋さんで注文し
     ましょう。

     特に良書としてお勧めなのは

       『ニューステージ新訂地学図表(浜島書店)』820円
       
     です。



   ・教科書
    
     センター試験に出題される内容は、教科書を逸脱すると難しくなって
     しまいますから、問題演習の際はあくまでも参考程度に教科書と照ら
     し合わせながら勉強していくと効果的です。


   ・センター試験の過去問集とセンター試験のための実践問題集

     何といっても価値があるのは、

        『センター試験の過去問集』
 
     です。そのほかに必ずやった方がいいのが

        『河合の黒本』と『駿台の青本』

     です。



 <学習の手順>


  第1段階 … センター試験の最近の過去問の『固体地球』の部分だけの問題
        にチャレンジし、解答を確認する。


   ★ 分からないことだらけでも、焦らず嫌がらずに勉強のつもりで一通りし
     っかりと考え、理解したつもりになる。


  第2段階 … 出題項目を教科書にマークしておく。

  第3段階 … 関連項目を資料集で確認して、マークしたら一度軽く覚えよう
        と努力する。

  第4段階 … 他の年度の『固体地球』の部分の大問の問題にチャレンジし、
        解答を確認する。

  第5段階 … 第2段階、第3段階を行い、過去数年分の『固体地球』の問題
        に次々とチャレンジしては第2段階、第3段階を行っていく。


   ★ ここまでは出て来た内容を覚えようとしないで、自然に覚えたものがあ
     ればラッキーとしておきましょう。


  第6段階 … 一区切りついた所で、教科書と資料集のマークした項目を何度
        も見直しをした後にしっかりと覚えるようにする。

  第7段階 … 他の参考書を持っている人は、ここで始めて参考書に目を通す。


   ★ ここまでがワンセットです。

     次に、『岩石鉱物』、『地質図・地球史』、『大気海洋』、『天文』
     の中から自分のやりたいものを順にひとつずつ同様のステップでマス
     ターしていきましょう。

     けっして一年分すべてをやらないようにしましょう。



  第8段階 …『河合の黒本』または『駿台の青本』に試験を受けるつもりで
        毎回の問題にチャレンジして、答合わせ・採点をして記録にと
        っておく。


   ★ 成績を一覧表にして記録を一目で見れるようにしておきましょう。



  第9段階 … 解答解説をよく読み、もう一度教科書と資料集にチェックを入
        れ、そのページの全ての項目に目を通す。
 

  第10段階 … 再度最初から同じ問題にチャレンジして何点取れるかを確認す
        る。



   ★ あくまでやれるところまでです。しかし、とことんやりつくす心構えが
     なくては、ほんのちょっとしかこなせません。

     それでは結果が出るはずもありません。

     後はどこまでやるかという目標作りをして、可能な限りその目標に向か
     って突き進むだけです。
     

   ★ 模試は復習が大切です。次に同じ問題が出題されたとしたら速解して
     満点がとれるくらいまでの徹底的分析をしておきましょう。



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■編集後記
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  地学の分野は、本格的に勉強すればそれこそオタクにならなければ出来る人に
  はなれません。  

  それほど幅広くかつ奥深いものです。

  教える側の教師よりも詳しい小中学生や高校生は日本にはたくさんいます。

  まだまだ研究中のものや証明されていないものや分かっていないものもたくさ
  んあります。

  大学受験の中で取り扱う内容では、物理のように理論や計算を中心にしたもの
  ものもあり、生物と化学のように実際に存在する物質を取り扱ったりもします。
  
  政治経済や歴史それに漢字や四字熟語などを知っている人たちも博学ではある
  のですが、その上にさらに地学と地理に精通していなければ本当に博学な人と
  はいえないのではないでしょうか。

  とくに政治家には博学の人たちになってもらいたいですよね。

  日本には天才的な人たちが数多くいるのに、どうして今の政治家のような人た
  ちばかりなのでしょう。

  政治家には人気投票で選ばれた人や政治専門馬鹿の人ではなく、幅広く物を考
  えることのできる人たちになってもらいたいですよね。

  とにかく今の政治家には科学に疎い人が多いようで、このままでは科学立国で
  ある日本の将来はどうなるのか不安になってしまいます。

  心配しているのは私だけでしょうか。

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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    しばらく学習の仕方から離れて今回から受験対策についてのアドバイス
  をしていきましょう。

  まずは志望大学をどのようにして決めたらいいのかを考えて見ます。   

    人によって様々でしょうが、一般的な決め方についてアドバイスしてい
  きます。

   
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◆第 14 回◆ 志望大学の決め方 ~その1~ 学部・学科の選び方

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 まずは大学選びより先に自分のやりたい職業に就くための学部、学科を決
 めることが大事です。


 中学生や高校生と違って大学生は実際に社会に出て長い間一定の仕事につ
 く可能性が高いので、大学在学中にこれまでやりたかった職業以外の興味
 のある道を探し出す人の方が多いようです。

 また大学生だからこそ色んな道を探せるといえるのです。

 皆さんに知っておいてもらいたいことがあるのですが、資格が必要な職業
 であったり、まったく異なった分野でない限り自分のやりたいことを諦め
 ずに追求していけば、学部学科の枠を超えて必ずやりたい職業に近づける
 ということです。

 人と違ったことをやってきた人の方がかえって画期的なことができるかも
 しれないのです。 

 ですから学部学科選びは将来に大きな影響を及ぼしますが、まったく身動
 きが取れなくなるというわけではありません。


  例えば、医学に関する仕事に従事したいと思っている人が医学部に入らな
 ければ医学に関することは何もできないということは必ずしもないのです。

 工学部に入った人で、ロボット工学であれば義手や義足それに人工の目や
 鼻や口はたまた心臓などの内臓器官を補う研究ができますし、材料工学で
 あれば人工皮膚や人工内臓や手術に関する器具や素材に関する研究ができ
 るでしょう。

 CTスキャンやMRIなどの物理機器などはむしろ物理学科や応用物理学科の方
 が医学部より適しているということもあるのです。

 生物農林系に進んだ人は、バイオテクノロジーにより臓器再生や遺伝子治
 療などの研究もできます。

 当然、薬学部も医療にはかかせません。


 このようにむしろ医学部以外の学部の研究者の方が、医学に貢献している
 場合もおおいのです。

 そしてひとりひとりを治療する医者よりも、もっとより多くの人を救うこ
 とができるかもしれないのです。


 医学部の大学院のなかには定員を決めて色んな学部、学科の人から募集を
 募っているところもあります。

 ですから大学院で医学の道に進むことを考えてもいいわけです。


 そのためには、どこの大学のどの学部学科に在籍されている教授陣が、ど
 んな研究をしてどの位の業績を持っているかを知っておく必要があります。

 何でもできると思って入学した大学で、ふたを開けてみたら、やりたい研
 究が出来なくて、しょうがなく何となく関係のありそうな研究室を選んだ
 り、降ってわいたように突然これをやりたいんだという気になって、行き
 当たりばったりで研究室を決めてしまうということにもなりかねません。


 話は変わりますが、進み方により有利不利になることもあります。


 例えば、国防に興味があって自衛隊に入隊したいと考えている人がいたと
 しましょう。


 通常は高卒以上人が一般曹候補生として教育訓練を受けて、約2年9月経過
 した以降、選考によって3等陸・海・空曹に昇任したのち全国の部隊に配置
 され、その後4年で幹部候補生部内選抜試験の受験資格が得られ、これに合
 格すればやっと幹部に昇任できるシステムになっています。

 しかし、中学を卒業してすぐに陸上自衛隊高等工科学校に入れば、4年間の
 教育終了時に3等陸曹に任官できますので、約9万5千円の給料をもらいな
 がら早く昇進します。

 もちろん恩給や年金も期間が長くなりますので将来は多目にもらえるはず
 です。

 ただ推薦または一般入試で防衛大学校に入らない限り、曹官より偉くはな
 りにくいので将来の官位や給料は頭打ちになってしまいます。


 だとしたら高校卒業後すぐに防衛大学校にチャレンジした方が有利になり
 ます。


 それよりもさらに防衛医科大学にいったほうが最高峰の将官までなれて偉
 くなる可能性が高いのです。


 しかし、よく考えてみてください。


 もっと偉くなれる道は防衛省の政務官になることですが、それよりも何と
 いっても政治家になって防衛大臣や総理大臣になればもっと偉くなれます
 よね。

 何も偉くなることだけが全てではありませんが、同じ国防を考えるだけで
 も色んな道があるということです。


 
 また理科系だからといって弁護士になれないわけではありません。

 むしろ理科系の人にこそ弁護士になってほしいのです。

 科学立国であるわが国において、科学技術に関する訴訟は多くあります。

 科学技術に詳しい弁護士でなければ対処できない訴訟が幾多もありますし、
 今後世界と渡り合っていくのにも、絶対に必要な人たちなのです。 

 航空機事故や鉄道事故、原発事故、耐震に関する訴訟、科学技術の企業漏
 洩事件など、理科系の人たちのそれぞれの分野の専門家が必要なのです。



 これらのことを理解したうえで、しっかりと熟慮して進む道を決めた方が
 いいということなのです。


 そこから大学選びは始まるのです。


 それにはオープンキャンパスやインターネットでの検索が有効です。

 ニュースや新聞あるいは先輩や先生から聞いた内容などをもとに、すぐに
 インターネットで検索しましょう。


 まだ何も決まっていない人は、運命に流されて進学した大学の中で、進む
 道を探すというのも決して悪いことではありません。


 いずれにしても大学でいい先生や友達との出会いがあればいいですね。

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■編集後記
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 今回は、はっきりと志望大学を決めていない人たちのためにアドバイスを
 してみましたが、志望大学を漠然としか決めていない人であれば少しでも
 いいですから、志望大学だけではなくて色んな大学について調べてみたら
 どうでしょう。

 次回は、学部学科が決まったら大学をどのようにして決めていけばいいの
 かについて、一つの例を紹介します。

画面の一番上へ

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■


  前回に続き、どうやって志望大学を選ぶのかについてアド
  バイスをしたいと思います。

    志望大学や学部・学科を決める動機や要因は人によって様
  々でしょうが、ここでは志望大学をまだはっきりとは決め
  ていない人や決まっていたとしてもいまだ迷っている人の
  ために、そのきっかけとなるような一般的な決め方の例を
  紹介しておきます。

  偏差値だけで決めるのはナンセンスです。

  一生を台無しにするようなものです。

  流されて生きるのではなく、たとえ苦悩の道であっても後
  悔したとしても自分の生きる道は自分で選択しましょう。


   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆第 15 回◆ 志望大学の決め方 ~その2~ 通常の決め方

──────────────────────────────


  今回は、通常の大学選びの大きな要因になるものについて
  わずかですが、私にできる範囲のアドバイスをしたいと思
  います。

  志望大学の決め方には様々な要因があって、次にあげた要
  因の他にも要因は多々あるはずです。

  これから挙げるものはそれらの要因の中のほんの一部です
  が、参考にしてもらえれば幸いです。


 1)立地条件

   家から通えるところにしたいのか、または一度くらいは
   親元から離れて一人生活をしてみたいのかも理由として
   は大きいと思います。

   家庭環境や家庭の経済状態にも左右されるでしょう。

   また、あまり遠くには行きたくないとか、生活してみた
   いところだとかのイメージで決めることもあるでしょう。

   これらについては何のアドバイスもありません。


 2)知人関係

   兄弟や親戚や知り合いが近くに住んでいたり、進学してい
   るから自分もその大学に行きたいと思う人も少なくはあり
   ません。

   この理由に対しても特別なアドバイスはありません。

   また恋愛対象の相手がその大学に在学しているとか、進学
   を希望しているから自分も同じ大学に進学したいと思うの
   は動機としては必ずしも不純だとは思いません。

   何しろ人生は出会いによって、大きく左右されるからです。

   でも私の知っている人の中で、結婚に至るどころか卒業す
   るまでそのような理想を貫き通したカップルを私は知りま
   せん。

   中には貫き通したカップルもいるようですが、本当に少な
   いのではないでしょうか。

   別れることもひとつの恋愛経験であって、何かしら人間形
   成にかかわり、それこそがまた人生の一部なのではないの
   ではないでしょうか。


 3)国立大学か私立大学か。

   地方の人に多いのですが、何も考えずにとにかく国立大学
   に進学したいという人に少しだけアドバイスをしたいと思
   います。

   幼稚園・保育園の保母さんになりたい人はどこそこの大学
   でないとだめだとかどこがいいとか、そんなことにこだわ
   る必要はないのですが、小中学校の教員志望の人はできる
   だけ地元の国立大学の教育学部に進学しましょう。

   やはり地元の大学の出身者が多いので、将来面倒を見てく
   れる先輩にめぐまれるということもありますし、自分の希
   望や意見を聞き入れてもらいやすいからです。

   高校の教員志望の人は、筑波大学か地元大学の理学部や文
   学部の修士課程まで進学することをお勧めします。

   それにはいくつかの理由があるのですが、長くなるのでま
   た機会があればそこで説明します。

   また地方の人で地元に就職したいと思っている人にとって
   は、国立大学の方がいいでしょう。

   しかし一概に国立大学がいいとは限らないことも知ってい
   た方がいいと思います。

   例えば国際経済について勉強したければ青山学院や上智大
   学、慶応大学などの私立の方が、日本のトップレベルの研
   究者を抱えていて、在学中の研究もすぐれた指導をしてく
   れる教授に恵まれます。

   そのために就職の際に圧倒的に有利になったりします。

   また、建築学科であれば、地方の国立大学よりも東京や京
   都、大阪などの都会にある大学の方がずっと就職がいいの
   です。

   たとえば、私立大学とはいえ芝浦工大や東京都市大のほう
   が地方の国立大学よりもはるかに一流企業からの求人数が
   多いのです。

   自分の進学したい大学の先輩たちがどんなところに就職し
   ているのかを調べるのはもちろんですが、できればその大
   学の現在の求人状況が他の大学と比べてどうなのかを調べ
   てみましょう。

   大学によっては、電話応対やオープンキャンパスのときに
   説明してくれるところもありますし、できれば高校や中学
   の先生に先輩を紹介してもらって話を聞かせてもらうこと
   をお勧めします。


 4)推薦かAO入試か。

   自分は成績が悪いとか、性格に自信がないとかいって最初
   から推薦入試を諦めている人も多いのではないでしょうか。

   確かに推薦入試の場合は、成績がいいことは最低条件です。

   ですから高校三年生のあなたは諦めざるをえません。

   しかし、高校一年生・二年生の人であればまだまだ希望が
   あります。

   推薦入試の場合は、高校三年間の総合成績で評価されるの
   ですが、たとえ高校一年生のときに、とっても成績が悪か
   ったとしても、成績が上がり続けて卒業時までにトップク
   ラスにまで上り詰めたとすれば、これはもうりっぱな評価
   の対象になります。

   高校二年生の人でも、それほど成績が悪くなければこれか
   らの成績如何では十分評価の対象とされます。

   ただ大学側の採用基準に左右されてしまうことは否めませ
   んが。

   浪人生の人も諦める必要はありません。

   高校のときの成績如何によっては、一浪どころか多浪の人
   を対象にしているところもあります。

   ただそのような大学の場合、誰でもが行きたいと思うよう
   な大学は少ないようです。

   AO入試についての詳しいアドバイスは次回に行なうとして
   できるだけAO入試にはチャレンジしてみることをお勧めし
   ます。

   昔は『受験を経験した方がいい』とか『一年ぐらい浪人し
   た方がいい』とかいって推薦で大学に入ることを否定する
   人も多くいましたし、私も推奨していた一人でしたが、現
   代の社会情勢、技術革新の動きは異常なほど早いので、今
   では推薦やAO入試を利用してでも、一年でも早く大学に進
   学して早く社会に入り込んだほうがいいと思っています。

   まずは自分の受験したい大学の学部・学科で推薦入試やAO
   入試を実施しているかどうかを調べることから始めなけれ
   ばなりません。

   最近では特別な大学を除いて、ほとんどの大学で実施して
   いるとはいえ、学部・学科によっては実施されないものも
   多いので、一応調べてみる必要があります。

   夏ごろまでには、全国の大学で募集内容を発表するはずで
   すので、旺文社の『蛍雪時代』を見るか、学校で先生に調
   べてもらうか、インターネットで調べるかしましょう。   


 次回は、推薦入試やAO入試のことについて、もっと詳しく掘り
 下げて説明します。

 さらに次々回には前々回に紹介したような大学選びのしかたの
 ように皆さんがこれまで考えたことがなかったであろう大学の
 選び方について紹介する予定です。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記
──────────────────────────────

 やりたいことだけで学部・学科を決めることができるわけでは
 ありませんよね。

 資格を取るための学部は一般的に入るのが難しく、特に医学部
 や法学部など学力が高くないとすすめない学部もありますから、
 行きたい学部はあっても、まずは自分の学力との兼ね合いで決
 めざるをえない人も多いのではないでしょうか。

 また医学部ならどんな大学でも医師になれる可能性は高いので
 すが、弁護士や検事、裁判官などになりたい人にとってはさら
 に法科大学院に進まなくてはならないし、また法学部に進んだ
 としても司法試験に受かる人がほとんどいないような大学に入
 ってもしっかりした授業が受けられないかもしれませんので、
 できるだけ人気のある大学すなわち偏差値の高い大学のほうが
 いい環境にあるということになります。

 司法試験や公認会計士を受験する人にとって、もっとも大事な
 のは勉強する環境があるかどうかですから、進学した大学に勉
 強できる環境がない場合は、大学生の早いうちから法律や公認
 会計士の専門学校に通いながらダブルスクールをしなければな
 かなか合格しないというのが実情です。

 もっとも一部を除いては、ほとんどの大学に勉強する環境はな
 いので、早く資格を取りたい人は一年生のうちからダブルスク
 ールすることになるでしょう。

 つまるところ最終的には大学よりも本人の情熱と勉強の環境と
 それに能力に負うところが大きいのです。

 就職にあたっても、大学の名前だけでは通用しない時代になっ
 ていて、それこそ本人の能力のみならず視野の広さ、人あたり、
 器の大きさ、また企業の求める人材に該当するかどうかが採用
 の決め手になる場合が多くなっているようです。

 皆さんは、これらのことを心して大学に進学しなければ将来身
 動きが取れなくなってしまいますよ。
 
 近年は、多くの外国人の優秀な人達が日本企業を目指していて
 日本企業側もその人たちを優先的に採用しています。

 大学に入って、ゆっくりしようとか遊ぼうとか思っていると世
 界に取り残されるということになりかねないほど世界の動きは
 早く、大きく動いていることを知っておかなければなりません。
 
 ですから皆さんがこれらのことを実感するためには、できるだ
 けニュースを見たり、常にインターネットで調べるなどして、
 世界に取り残されないようにしておく必要があります。

 そうしなければ気がついたときには、将来はお先真っ暗で手探
 りで生きていくということになりかねませんよ。
画面の一番上へ

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■


  こんにちは、土亀(トキ)です。

  通常の大学選びの要因のひとつに推薦やAO入試を実施して
  いるからという理由でその大学を受験するという人たちも
  少なからずいますので、まずAO入試について今回から数回
  に分けて説明していきます。
  
   
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◆第 16 回◆ 志望大学の決め方 ~その3~ AO入試とは

──────────────────────────────


  最近ではほとんどの大学でAO入試を実施していますが、学
  部、学科によっては、実施されないことも多いのです。

  でも一応調べてみる価値はあります。


  これまでは大学の側でも推薦やAO入試での採用に力を入れ
  ているところが大幅に増えていましたが、最近ではAO入試
  での採用者の入学後の成績が悪いということで取りやめに
  するところが増えているようです。


  でもせっかくのチャンスですので、できるだけ生かしてチ
  ャレンジしましょう。



  以下、AO入試について詳細をお知らせしておきましょう。

  AO入試とは、アメリカの入試制度のように通常の学力試験
  だけでは判断できない一人一人の個性や学ぶ意欲を評価す
  るために、書類審査や面接などで合否を判定する入試とし
  て導入されたシステムです。


  推薦入試との大きな違いは、所属高校の校長からの推薦が
  いらないことや評定平均など高校での成績が問われずに希
  望すれば誰でも挑戦できることなどにあります。


  試験の内容は大きく分けて、「人物重視型」と「学力選考
  型」の2つのタイプに分けられます。

  「人物重視型」には、オープンキャンパスなどに参加して
  エントリーしたうえで、2~3回の面接によって合否が決ま
  る予備面接タイプ(対話型)と学業・資格・作品・課外活
  動などで自分をアピールする自己アピールタイプがありま
  す。

  「学力選考型」の場合は、エントリーシートと呼ばれる志
  望理由書による書類選考と、それに基づいた面接を重視す
  るタイプと、一般入試と同様に学力試験を重視するタイプ
  があります。

  エントリーシートでは、主に志望動機や入学後学びたいこ
  とまた将来の夢などを問われることが多く、将来の展望を
  しっかりと持っておくことが必要です。


  色々な大学のオープンキャンパスに出席したり、ニュース
  や新聞あるいは先輩や先生から聞いた内容などをもとに、
  すぐにインターネットで検索してみることをお勧めします。

 
  まだ何も決まっていない人は、運命に流されて進学した大
  学の中で、進む道を探すというのも決して悪いことではあ
  りませんが、自分の将来を考えたり、来るべき就職活動の
  ときのためにも今のうちからこのような経験をすることは
  決して無駄にはならないと思います。



  次回からは、AO入試の選抜方法を順次説明していきます。

  この説明は、将来皆さんが就職活動をしたり社会人になっ
  てからもためになる内容だと思いますので、ぜひ楽しみに
  していてくださいね。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■センター試験の化学と数学で満点を目指したい人はこちらへ
──────────────────────────────


  このメルマガでは、受講生のために化学と数学にとらわれ
  ず希望の大学に合格できるように、受験全般のアドバイス
  を行なっています。



  センター試験の化学と数学で満点をとるためのトレーニン
  グを行ないますので、今は苦手だけど、とにかくセンター
  試験で化学と数学で満点を目指したい方は・・・

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 ▼ 発行責任者土亀弘徳のプロフィール
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■編集後記
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  私がこれまで長い間受験指導してきた中で、高校一年生の
  ときから大学受験のための学力増強のための指導を行なっ
  てきた生徒のうち特に学力の高い人に限って、高校の指定
  校推薦やAO入試で早々と合格を決めてしまう人たちが少な
  からずいました。

  当然、一般受験をしても受かるような人たちです。
 
  これまで学力増進のために育てあげてきた生徒が、高校三
  年生になって突然これまで考えてもいなかった大学の推薦
  入試やAO入試を学校から進められたからといって、熱望し
  ていた大学をあっさり取りやめてしまうのです。
 
  大学を変更するのは、まだいいとして学部や学科までこれ
  まで考えていなかったところに変更してしまっ足りするの
  です。

  私の心境は複雑で、残念な気持ちでいっぱいになります。

  でも、人生にとって何がいいのか分からないですから、よ
  かったんだと自分に言い聞かせます。

  彼らがそこをスタート地点にして、後悔しないように自分
  の人生を切り開いてくれることを心から祈るばかりです。

  その後の生き方として、精一杯がんばってこの方がよかっ
  たんだと思える人生を歩んでほしいと思っているのです。

  そんな君たちがんばれ!!
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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  こんにちは、土亀(トキ)です。

  通常の大学選びの要因のひとつに推薦やAO入試を実施して
  いるからという理由でその大学を受験するという人たちも
  少なからずいますので、まずAO入試について数回に分けて
  説明しているところです。

  ここで述べていることは就職活動や転職さらには婚活など
  でもきっと役に立つはずですので、大学生や若い社会人に
  とっては必読のはずです。

  ここから購読を始めた人は、これまでの記事もさかのぼっ
  て参考に読んでもらえたらと思います。
  
   
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◆第 17 回◆ 志望大学の決め方 ~その4~ AO入試の選抜方法

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   AO入試は、ただ勉強ができるという人ではなくその人と
   なりをよく分かった上で、大学側が望む理想像や信念に
   基づいて、その理想像や信念に深い共感を覚えている学
   生を選ぶ事で、大学側と学生の双方に有利になるという
   入試方式です。


   AO入試における選抜方法は、大学の方針によって様々で
   何通りもあります。


   ですが全体に共通しているのは、各大学の提示している
   アドミッション・ポリシーをしっかり理解し、その方向
   性の勉学に対し大きな関心を持ったうえで、学問として
   しっかりとその学習、知識の取得ができるかどうか確か
   めるという点です。


   このことはAO試験そのものの根本的な考え方ですので、
   選抜基準のひとつとして、どの大学でも設けています。


   でも意欲だけあれば他は何もなくてもよいというわけで
   ではありませんので、もちろん選抜の為の最低限の学力
   も確認されることになります。


   大学側が望むこれらの最低条件を満たしている中で、さ
   らにそれ以外にどれだけアピールとなる材料を持ってい
   るかを見られることになりますが、採用にあたって重要
   視される点はやはり様々です。


   例えば、生徒会ではどのくらい活動を行なってきたのか、
   施設や地域でのボランティア活動などをどのように行な
   ってきたかなどは、当然アピールとなります。


   このような幅広く対外的な行動力を持つ部分を重視する
   ところもあれば、学部で学ぶ分野に関連する資質を持つ
   かどうか、コンクールやコンテストでの成績などこれま
   での個人の努力と能力を評価するところもあります。


   医療・福祉系の学部・学科では前者が、スポーツや芸能
   ・芸術系の学部・学科であれば、後者がかなり重要視さ
   れることになるでしょう。


   これ以外にも、実際にその学生がどういった人物かを図
   る上で、志望理由書における小論文や面接における口頭
   試験を重要視するところも数多くあります。


   この場合、どういった点を見るかはその面接官次第とも
   いえますが、基本的には熱意、関心がどの程度あるのか、
   また人としての最低限の礼儀、マナーをわきまえている
   かなどや表面的ではなくしっかりとした知識をどのくら
   いもっているのかなどを重要視するようです。



   このように一口にAO入試といっても選抜方法には、大学
   によって、また学部・学科によってそれぞれ特有の採用
   の基準があるのです。


   もちろんこれらすべてに対処するにこしたことはないの
   ですが、同じ場に居合わせた受験生の中での比較検討に
   なるのですからオールマイティである必要はありません。



   受験までの期間にどれだけのことをクリアしていくかを
   目指すだけでも、高校生活をより充実させる価値は十分
   にあるのではないでしょうか。
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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  こんにちは、土亀(トキ)です。


  通常の大学選びの要因のひとつに推薦やAO入試を実施して
  いるからという理由でその大学を受験するという人たちも
  少なからずいますので、数回に分けて書類作成や面接に関
  するアドバイスをしていきます。

  ここで紹介する自己アピールのしかたは就職活動や転職さ
  らには婚活などでもきっと役に立つはずですので、大学生
  や若い社会人にとっても必読だと思います。

  ここから購読を始めた人は、これまでの記事もさかのぼっ
  て参考に読んでほしいと思います。

   
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◆第18回◆ 志望大学の決め方 ~その5~ アピールのしかた その1

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  どんな採用試験でもまず最初に書類審査があります。


  当然、面接や最終選考の審査資料にもなります。


  ですから提出時の書類のアピールは最後まで大事な要素に
  なるので、しっかりとアピールできるようにしておかなけ
  ればなりません。


  書面でアピールしておかなければならない最も重要な内容
  は、志望動機です。


  志望動機が具体的でハッキリしている人は、大学入学後も
  しっかり勉学に励み、大学のみならず社会に巣立っても有
  益な人材となる要素があると判断をするからです。


  逆に、志望動機があまりハッキリせず、動機も適当であれ
  ば、例え知識や礼儀をしっかり持っていても相応しい人材
  ではないとみなされて落とされる可能性が高いのです。


  それほど志望動機は重要です。


  面接で必ず聞かれる志望動機に関しては、適当ではなくけ
  っして手抜きをすることなく十分に考えて事前に用意して
  おきましょう。


  では、具体的にはどのような志望動機が望ましいかという
  と、まずその大学のアドミッション・ポリシーをしっかり
  と理解するところから始まります。


  大学側がどのような方向性で学生を伸ばそうとしているの
  か、どのようにして社会に貢献できるように育成したいの
  かという部分をしっかり把握しておかなければ、すぐにで
  も受験する資格はないと判断されてしまうでしょう。


  そして相手が求める回答を用意するのではなく、積極的に
  自分からその大学にどういった動機で入りたいのかを誠意
  をもって正直に説明する事が大事です。


  上っ面だけの回答では、すぐに相手にいいかげんさがばれ
  て、化けの皮がはがれてしまいます。


  面接官はそういう学生がいるのを見こしていますし、面接
  官にはそれをできるだけ見極めるれるような人を当ててい
  る場合が多いのです。


  ですから上っ面だけの理由は通用しないと思っていたほう
  いいでしょう。

  具体的にどういった理由でその大学に入りたいと思ったの
  かを述べる必要があります。


  例えば子供の頃の体験を話し、それが引き金となってこの
  分野で自分を試したくなり、そのためには

  ・経済的な事情
  ・地理的な環境
  ・興味ある研究内容・優れた研究内容を知人や兄弟から聞
   き、勧められた。

  などの理由で、この大学を志望したなどということが好ま
  しいでしょう。


  その分野や大学に対する自分の思い、過去の思い出、大学
  の理念や大学の実績などを織り交ぜて、克明な説明をすれ
  ば、その熱意は必ず伝わるものです。
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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  こんにちは、土亀(トキ)です。


  大学受験に関わらず、推薦や就職活動の面接や書類審査で
  どのような準備をしておけばいいのか、一例を紹介してお
  きますので、参考にしていただければいいと思います。


  もちろんこれら以外に自分で、あるいは周りの人たちから
  のアドバイスでどんどん内容を充実させておくに越したこ
  とはありません。


  ここで述べていることは大した事には思えないでしょうが、
  就職活動や転職さらには婚活などでもきっと役に立つはず
  ですので、大学生や若い社会人にとっては必読のはずです。


  ここから購読を始めた人は、これまでの記事もさかのぼっ
  て参考に読んでもらえたらと思います。

   
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◆第19回◆ 志望大学の決め方 ~その6~ AO入試の対策 その2

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   面接や書類審査での志望理由も非常に重要になります。


   志望動機と志望理由の違いがよく分からないという人も
   多いと思いますが、志望動機がその分野を志望するに至
   ったきっかけであるのに対し、志望理由は何故その大学
   でなければならなかったのかという志望の根拠です。


   たくさんある大学の中で、あえてその大学を選んだ理由
   が何であるかを問われるのが志望理由です。


   何故その大学を選んだのかを明確にすることにより、熱
   意を認めてくれるような志望理由を具体的にかつ分かり
   やすく説明しましょう。


   例えば次のような内容について、書き出せるようにしっ
   かりと準備をしておけば、面接時の対策にもなります。


   <準備内容>


    1.その大学独自のカリキュラムがあれば、そこを強調
     する。

    2.自分の専攻したい教授の研究内容を調べておいて、
     どうしてもその研究室に進みたいことを訴える。

    3.その大学にある設備にどういうものがあるのか調べ
     ておいて、そのことに言及する。

    4.自分の選考する学科の実績や就職状況を把握してお
     く。

    5.その大学に入ることによって自分にどんなメリット
     があるのかを書き出しておく。

    6.その大学に自分が魅力を感じた点をいくつか取り上
     げておく。

    7.自己の主体性を伝える。


  <決して言ってはならないこと>


    1.学力のレベルが合っていたから

    2.他の大学では自信がなかったから

    3.面白そうだったから



   推薦であれ、AO入試であれ、これらは大学のアドミッシ
   ョン・ポリシーを重視した選抜方法ですから、大学のパ
   ーソナリティーに魅力を感じた学生に入学してほしいと
   いうのが大学の願いでもあります。


   ですから大学にとっては、この部分が曖昧な人には魅力
   を感じられないのです。


   また、その大学を選んだのが自分自身であること、自分
   分の判断でその大学に入りたいと思った事をアピールす
   ることも大事です。


   主体性のある学生を重視するからです。


   というのは、大学が学生を社会に送り出すとき、個人の
   適性と大学の個性を照らし合わせ、適材適所の環境に送
   り込むという思想を大学はもっているからです。

   よって、周りに言われて受験したとか高校の先生に薦め
   られたからとかいう主体性のない学生は、あまり歓迎さ
   れません。

   自分がどういう考えを持っていて、どういった判断の元
   でその大学を選んだのかをしっかり見極められることに
   なります。

   だからといって、他の人から薦められて決めた人はそれ
   を隠す必要はありません。


   きっかけとしては正当な理由ですから、それは正直に話
   してもかまわないでしょう。


   問題は、そのきっかけから自分がどういった考えを持ち、
   それらを行動に移し、どうやってこの大学を選択するこ
   とになったのかがしっかり言えれば、主体性のない学生
   だとみなされる事はないでしょう。


   他の人からの推薦を受けた場合は、その後の自分の考え
   や行動をしっかりアピールしましょう。


   実際にちゃんとした考えを持っていても、アピール不足
   で相手に伝わらなければ何にもなりません。


   次に、皆さんは経験がないでしょうが、お見合いと同じ
   で相手の事ばかり色々言うだけでは不十分ですから、自
   分の事もしっかりアピールしましょう。


   では、自分の何を大学側に伝えるべきなのでしょうか。


   <自己アピールの主な内容>


    1.部活動で得たもの

    2.クラス委員や生徒会活動をどのようにやってきたか。

    3.ボランティアをどのようにやってきたか。

    4.習い事でどのような実績を作ってきたか。また、ど
     んな考え方や体験をしてきたか。

    5.趣味の世界でどのくらいのことをやってきたか。

    6.専門分野に関する知識や実績、あるいは資質、能力



   などの今まで自分がしてきた事をしっかり伝えればいい
   だけです。


   大学側は適性を見るだけでなく、その学生がどれだけの
   気力や情熱を持って生きているかなどその学生の人物像
   をしっかりと見たいのです。


   ですから自分の活動履歴に関しては、遠慮せずにどんど
   んアピールする必要があります。


   外国ではどこの国でも当たり前のこととして、このアピ
   ール自体をプレゼンテーション能力として評価している
   のですから。
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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  しばらく逸脱して面接や書類選考のためのアドバイスに終
  始して、本来のテーマである志望大学の決め方についての
  話題から離れていましたが、今回から本題に戻ることにし
  ましょう。


  ここから購読を始めた人は、これまでの記事もさかのぼっ
  て参考に読んでもらえたらと思います。

   
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◆第 20 回◆ 志望大学の決め方 ~その7~ 

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  5)在籍している教授陣によって大学を決める。


   自分のやりたいことが決まっている人は、関係のある事
   項をインターネットや先輩からなどできる限りの情報を
   得てよく調べると、きっと自分の興味のある研究をして
   いるすぐれた研究者のいる大学が見つかるはずです。


   もし見つからなくても、調べることにより調べた内容を
   きっかけとしてやりたいことの枠が広がったり、新たな
   方向性が発見できるかもしれません。


   そしてさらにそれらに関連する色んな研究者をさがすこ
   とによってしっかりした大学選びができることになるの
   です。


   就職に有利なゼミも結局はそのゼミの先生の実績がもの
   をいう場合が多いので、自分の在籍している高校の先生
   に所属大学の先輩を紹介してもらい、その先輩から情報
   を得ることも有効な手段といえます。


   もし憧れの先生がいたり、著名な先生がいればやりたい
   ことはそっちのけに考えて、とにかくその先生のもとに
   歩み寄るのも1つの人生の選択かもしれません。


   そんな先生は当たりはずれが少ないから、そんな先生に
   就くことができれば、悔いのない新しい道を探せる可能
   性が高いからです。


   大学での先生との出会いは、大学生にとって最も大きな
   財産ですし、またそうでなければなりません。


   ひょっとしたら、大学選びはこの先生捜しから始めるこ
   とが本来あるべき姿かもしれません。

   

  6)将来の進む道筋を考えて大学や学部・学科を決める。


   以前説明したように進みたい学部が違ったとしても、自
   分のやりたいことに歩み寄って行く道を探すことができ
   る場合が多々あるのですが、ここで大事なことはどの学
   部からどのような方向性を持ってやりたいことに歩み寄
   って行くのかが重要なことです。


   しかし何がきっかけとして大発見につながって行くかな
   ど誰も分かりませんから、自分の進学した学部・学科に
   在籍中も諦めることなく、常に自分のやりたいことにど
   のように結びつけるかを考えていけば、ひょっとしたら
   画期的なアイデアや研究に結びつくかもしれません。


   むしろその方が優れた研究ができる可能性が高いのです。


   もし違った方向の学部に入った人や大学に入ってからこ
   んなはずではなかったと思った人は、大学院や留学を考
   えてもいいですし、編入学を考えてもいいと思います。

   
   もし大学院に進学することを最初から考えているのであ
   れば、自分の進学する学部や学科に入ってからでもやり
   たい方向に進める大学院があるかどうかを調べる必要が
   あるでしょう。

   
   受け入れる側の大学院によっては、どんな学部学科が対
   象になるかということが関係してきますから、その辺の
   ことはよく調べた上で、進学する大学・学部・学科を決
   めなければなりません。

 
   どのようにして自分のやりたいことに近づいていくのが
   最もいい方法なのかをこれからジックリ考えて、そして
   本当に自分の進学したい志望大学もジックリと決めたほ
   うがいいのではないでしょうか。



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■編集後記
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   ここでは編入学について触れましたので、ここで少しだ
   け編入学についての話をしておきます。


   多くの大学で編入学の採用を実施していますので、再受
   験を考えていたり、こんな大学、学部、学科に入るはず
   じゃなかったと後悔している人たちには躊躇することな
   く編入学にチャレンジをすることをお勧めします。

   
   ただし、所属している大学の推薦状を必要としますので
   指導教官とよく相談する必要があります。


   しかし再受験をするよりは試験対策も取りやすいし、私
   の知る限り再受験するよりも意外と入りやすいようです。


   試験時期も夏前後の場合が多いので、一度チャレンジし
   てみてどうしてダメだったら、再受験をするようにした
   らどうでしょう。


   編入学の試験のことについては、インターネットでよく
   調べることをお勧めします。


   ちなみに事前に6月ごろに自分の受験したい大学の学生
   課に電話をして、いつごろ編入の募集要項を出すのかを
   聞いておかないと、すでに願書受付が終了してしまって
   いるということになりかねないので要注意です。


   社会人の人たちも、再受験で大学入試を受けるよりは社
   会人枠での受験の方を考えてみたらどうでしょう。


   今や大学入試も編入試験も大学院の入試も医学部も含め
   てわずかながらですが、社会人枠があります。


   志がある人にとっては、時間やお金を無駄にすること
   なく、また再受験よりもはるかに入りやすいですから考
   えてみたらどうでしょう。


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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  しばらく私事により書き込みが停滞していましたが、久
  しぶりに復活しました。

    今回と次回で、これまで皆さんがあまり受けたことのな
  いであろう実のあるアドバイスをしていきたいと思いま
  す。

  大学受験は、受験の最終目標ではあるかもしれませんが、
  これまで述べてきたように、将来の道筋の立て方によっ
  てはスタート地点にしか過ぎないのです。

  ですから、もし自分の入学した大学・学部・学科では納
  得できないのであれば、いくらでも方向転換できること
  もこれまで述べてきました。

  しかし資格習得の目的で大学へ進学したい人にとっては
  最低でも資格が取れなければ何の意味もないのですから、
  大学の良し悪しや立地条件にとらわれることなく自分に
  とってより入りやすい大学を受験することも重要な選択
  肢の一つだといえます。

  資格取得が目的の人たちは、とにかく自分に有利な入り
  やすい大学を優先的に受験することです。

  そこで、そのような人たちに対するアドバイスをしてい
  くことにします。

  特に次回お勧めするアドバイスは、人によっては今のこ
  の時期にやっておかなければ、手遅れになる内容になり
  ますので、思い立った人はすぐに行動に移した方がいい
  と思います。

   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆第 21 回◆ 志望大学の決め方 ~その8~ 

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 8)  偏差値にとらわれることなく、偏差値はあくまでも一
   つの目安にしか過ぎないということを深く認識するこ
   とから大学選びをはじめる。


   医・歯・薬・獣医・医療系など資格を取るためにどう
   しても進学しなければならない学部を希望している人
   は、何よりも優先的になりふり構わずどこでもいいか
   らその学部に入るんだという気持ちを持たなければな
   りません。

   そこでこれらの人たちを対象にアドバイスしますが、
   それ以外の人たちにも大きな参考になるはずですから
   ここまで読んだ皆さんには、最後まで読み進めてもら
   いたいと思います。


   もし大学の良し悪しや立地条件にこだわらないとすれ
   ば、ほとんどの人は今の自分の実力と大学のレベルを
   比較するのに、色んな受験業者が示している偏差値を
   もとに志望校を決めてしまうのではないでしょうか。 
      
   これが大きな間違いなのです。

   それにはいくつかの理由があります。

   まず1つには、これから勉強すればどこまで学力が伸
   びるのか自分自身でさえも予想がつかないこと。

   つまり偏差値にはこれからの伸びが考慮されていない
   ので、勝手に決め付けて『絶対無理』などと、早い時
   期での合否判断をしてはいけません。

   とくに同じような成績が何度か出てしまうと、この成
   績が自分の固定的な力だと信じ込んであきらめてしま
   う人が多いのは国家的な損失と危険性を含んでいると
   危惧しています。

   例えば、医学部受験を希望する人がいるとしましょう。

   この人は、とにかく最低でも医学部に入らなければ医
   者になれませんから、後先のことは考えないで日本全
   国どこでもいいから入れる大学に行こうと思わなけれ
   ばなりません。

   医学部の場合はどこも難易度が高く、やさしいところ
   は一つもありませんから、ちょっとした失敗も許され
   ません。

   自分の出来るはずだったところをミスしたと感じた人
   の多くは、受験に失敗しています。

   つまり偏差値は、思いもかけない失敗やたまたまうま
   くいくようなことがないことを前提としているのです。

   でもオリンピックなどを見ていても分かると思います
   が、私たちは人間ですし、さらに競わなければならな
   い相手が人間だったらデータに従わない、このような
   ことのほうが当たり前なのです。

   大学受験とはいえ、競争相手がいることを忘れてはい
   けません。

   偏差値は模試を受けたときの失敗を考慮したものでも
   ありますが、このデータの取り方は、人間の失敗する
   確率が常に一定であり、人間は同じようなミスを繰り
   返すものであるとしていることにも問題があります。

   また、数回のわずかなデータではデータ量が圧倒的に
   少ないにも関わらず、そのデータを信用してしまうこ
   とにも問題があります。


   さらに偏差値そのものにも信憑性がありません。

   すなわち各大学に対応した模試でない限り、実際の入
   試の問題内容とは質・量ともに異なる問題での出来不
   出来で判断しようとしても、それではまったく比較が
   できるはずがありません。

   極端な例ですが、数学だけしか受験科目がない大学を
   英語の模試を受けて、英語だけの偏差値で合否を判断
   することは出来ません。

   数学だけしか受験科目がない大学で、二次関数がけっ
   して出題されないのに二次関数だけの試験の偏差値で
   合否を判断できるでしょうか。

   たとえ二次関数が出題されたとしても、簡単な頂点の
   座標を答えるだけの問題しか出題されないのに、けっ
   して出題されることのない難しい最大最小値の問題の
   出来如何で、合否の判断が出来るでしょうか。

   すなわち模試では、けっして出題されることのない問
   題をもとに合否を判断しているようなものですから信
   憑性にかけているのです。

   入試は偏差値で決まるのではなく、合格最低点で決ま
   ることは誰でも知っています。

   なのに偏差値万能で考える人が、圧倒的に多いのには
   わけがあります。

   それは、高校受験までの狭い範囲の出題では、全範囲
   にわたって均等に学習することが可能で、バラツキが
   少なく、かつ出題される問題のほとんどが類似問題だ
   から、限りなくこの偏差値というものの信憑性が高か
   ったわけです。

   そのために大学受験の場合には該当しなくても、ほと
   んどの人が信じてしまっているのです。

   大学受験では膨大な範囲の中から出題されますし、と
   きには見たことのない問題が出題されますので、当た
   り外れのあるようなものには、けっして偏差値は該当
   しません。

   しかし、業者の示す大学の入りやすさを示す難易度表
   と証する一覧表を、偏差値と絡めて一覧にされてしま
   うとると、これはもう一種の聖書的な信奉者になって
   しまうのです。

   これらのことから、偏差値はあくまで単なる目安であ
   って、合否を決めるバロメータにもならなく、保障に
   もならないことが分かると思います。

   したがって、最も信頼が置けるのは皆さん自身が自分
   で判断した感覚しかないのです。

   その判断の仕方を受験対策の仕方と合わせて、次回ア
   ドバイスします。


   よくセンター試験が終わってから、その結果に左右さ
   れて、これまで志望していた大学をあきらめ、今まで
   考えたこともなかった大学・学部・学科を受験する人
   がいます。

   この人たちは、急いで過去問を取り寄せて、受験対策
   といって、チャレンジ的に問題を解き始め、分からな
   かった問題の分析をして終わりにしたりしますが、こ
   れでは何の対策にもなっていないのではないでしょう
   か。

   この人たちに限らず、これが普通の受験対策の仕方か
   もしれません。

   本当にこれが受験対策といえるでしょうか。

   だって同じ問題はけっして出題されないんですよ。

   そういうことをして、どうして対策になるのでしょう
   か。

   大事なことは、分析をした上でどの位のレベルの問題
   が出題され、どんな内容が問われるのか、大学側がい
   ったい受験生にどんなことを望んで出題しているのか
   を知り、さらにこのような問題が出そうか出そうでな
   いかを判断できるようになった上で、問題集なり他の
   大学の入試問題なりに着手することです。

   しかも同じような問題が出題されたとすれば、必ず短
   時間で100%の正解が書けるように準備をしておかなけ
   れば、とても受験対策とはいえません。

   この受験対策が、志望大学の決め方に大きく関わって
   くるのです。

   そこで次回は、この点について詳しく説明していきま
   す。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   久しぶりのメルマガですが、一旦筆を休めると次に書
   き始めるのに腰が重くなることに気がつきました。

   次回を最後に『志望大学の決め方』に終止符を打って、
   次のテーマを探そうと思います。

   何せ雑談が好きなものですから、ちゃんとしたテーマ
   を決めると、雑談にならなくて内容が重くなりすぎて
   しまいます。

   もっと軽く読める内容にしょうと思っているのですが。

画面の一番上へ

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■


  今回は、前回予告しておいた自分に有利な入りやすい大
  学選びの具体的な方法を別の観点から1つだけ詳しく説
  明していきます。

  それは、出来るだけ偏差値に頼らない大学選びです。


  これからおススメするアドバイスは、人によっては今の
  この時期からはじめなければ、対策らしい対策は出来な
  いので手遅れになるかもしれません。

  思い立った人はすぐに行動に移しましょう。

   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆第 22 回◆ 志望大学の決め方 ~その9~ 
                         偏差値に頼らない大学選び

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   偏差値にとらわれることなく自分にとって入りやす
   い大学を受験することなんて、そんなこと当たり前
   じゃないかと多くの人が思うでしょう。

   しかし、実際にはそれが中途半端で終わっている人
   たちが多いのです。
  
   たしかにセンター試験と二次試験の配点の比率を考
   慮したり、センター試験での傾斜配点や二次の受験
   科目が得意科目であるところを探し出して決めるこ
   とも重要です。

   その上で、さらに調べてほしいことがあるのです。

   それは実際の入試問題が自分に合っているのか、ま
   た有利なのか不利なのかということです。


   以下に手順を示しておきます。


   1)まず、自分にとって入りやすそうな大学を合格偏
     差値を目安として4~5つの大学を選びます。


   2)次に、それらの大学の過去問を旺文社から出版さ
     れている『全国大学入試問題正解』などでひと通
     り全科目について問題内容を見てみます。

     ※ この本は価格が非常に高く、また科目別にな
       っているので、学校や予備校で見せてもらう
       か本屋さんで立ち読みさせてもらいましょう。


   3)解けなくてもいいから軽く問題を解いてみて、自
     分にとってなじみやすい出題内容、出題形式の大
     学を数大学選び出します。

     ※ 最初に選んだ全ての大学でもかまいません。


   4)自分が解けても他の人たちはもっと楽に解くかも
     しれませんから、早合点することなくそれらの大
     学の合格最低点を調べて記録しておきます。

     ※ 分からない場合は仕方がないですが、願書が
       各大学から発行されるときに、過去の合格最
       低点が記載されていることもあります。             


   5)選んだ大学の大学別の過去問集を本屋さんで注文
     して取り寄せるか学校や塾・予備校などで借りて、
     全科目の試験を受けるつもりで、制限時間内で現
     在の力でチャレンジしてみる。


   6)ただ単に答あわせをするのではなく、その大学の
     試験の配点をもとに、自分で多少甘めに採点をし、
     記録に残しておく。

     ※ 本当におおよそしか分からないわけですが、
       自分が採点官になったつもりで点数をつけて
       みる。このときよくて何点、悪くて何点とい
       ったように、いくらか幅をもたせて採点して
       おくとよい。


   7)少なくとも過去3年分の入試問題の自己採点の得
     点の平均点が合格最低点と比べてどの位有利かを
     比較してみて、自分にとって最も有利な大学が、
     合格可能性が最も高い大学ということになるわけ
     です。

     ※ 合格最低点が発表されていないところは、比
       較が出来ませんので、志望校の中で最も点数
       が取れるところを有利と考えるしかないでし
       ょう。


   大学の偏差値で確認したり、全国模試による偏差値で
   確認するより、この方がはるかに信頼性が高いのです。

   とにかく出題されない問題で、合否を予測することな
   んて無意味かつ不可能です。

   しかし、この確認の仕方が模試の偏差値に近いことが
   何度かあるとしたら、それはもう信頼性がより高くな
   りますので、それから偏差値を目安にしても遅くはな
   いでしょう。


  (利点)

   1.なりふり構わず勉強するのではなく、大学受験での
    必要事項を認識できる。

   2.自己採点することにより、解答の書き方に留意する
    ようになる。

   3.自分の受験する大学の出題の傾向を身をもって知る
    ことが出来るため、今後の学習において、ひとつひ
    とつの問題が自分にとってどのくらい重要なのかが
    感覚的に分かるようになるため濃淡のある学習が出
    来る。

   4.長く続けると、実際の入試でどのくらいの得点でき
    るかが読めるようになる。



  もちろんそうなれるまで、しっかりとやり通さなければ
  意味がありません。

  実は、多くの東大受験者は知らず知らずの内にこのよう
  な方法で対処しようとしています。

  それを他の大学の受験でもやってみたらどうでしょう。



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■編集後記
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      ロンドンオリンピックも終わり、日本の獲得総メダル
   数は本当に立派だったと思います。

   今回のオリンピックでは、文科省の支援があったらし
   いのですが、世界の情勢から言えば当たり前のことで
   あり、これまでわずかな支援しかしてこなかった政府
   は明らかに国民不在の政治を行なってきたといえます。

   近頃の政治家の多くは、口だけであり、論じてばかり
   いて国民のための政治を実行に移そうとはしません。

   何をやっているのかよく分かりません。

   政治家の多くは、自分たちは国民のために政治を行な
   っているんだと思い込み、本当に国民にとって大事な
   ことはほとんどやっていないということに自分自身が
   気がついていないだけもっと悪質です。

   私などは韓国がいつ竹島に軍隊を常駐させたのかも知
   りませんでした。

   どうして今の政府が軍隊の竹島上陸を容認して、民間
   の尖閣諸島上陸は許さないのかもよくわかりません。

   いったい竹島や尖閣諸島が本当に日本の固有の領土な
   のかも知りません。

   他の国では、国をもって自国の領土だと主張していま
   すが、日本ではマスメディアを通じて論客が述べるに
   過ぎません。

   事なかれ主義は一概に悪いことではないので理解でき
   ますが、これはいじめを受けてきたきた人たちと同じ
   行動だといいえます。

   何をされても我慢しているだけでは、いじめっ子を一
   段と増長させてさらにエスカレートさせていくもので
   す。

   また、政府が震災の対処の仕方に関しても何をどこま
   でやっているのかもよく分かりません。   

   ここまで国民不在でかつ政府が何をやっているのか分
   からない状態というのは、日本人の体質なのでしょう
   か。

   国民が分からないところで政治が進んでいます。

   また国民の声を聞くことなく、ファッショ的に消費税
   の増税を行なおうとしています。

   政府からの情報不足や秘密主義それに何を問われても
   とぼけている政治家の表情を見ていると、終戦記念日
   を迎えた今日、先の大戦のときの政治にどこか似通っ
   たところがあるのではないかと結びつけてしまうのは
   私だけでしょうか。

   このままでは、同じことの二の舞をしかねないのでは
   ないかと思うと、つい恐ろしくなってしまいます。

   今後の政府の考え方や対応は、出来るだけ公報として
   マスコミを通じて国民に知らせるべきではないでしょ
   うか。


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■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

      今回からしばらくは数学が苦手な人や嫌いな人の
   ためのアドバイスをしていきたいと思います。

   今後の学習の指針になればと願っています。

   まずは序論からです。

   
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◆第 23 回◆ 数学が得意になるための方法 1.

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   数学が苦手だったり嫌いな人たちには共通のつまず
   きがあります。

   それは、数学を勉強する前に計算問題を解くことに
   終始して、いわゆる算数の過程で興味をなくして、
   その先に進んでいないということです。

   算数を馬鹿にしているのではなく、計算を主体とし
   たものが、いわゆる
    「数字をもって計算するもの」=「算数」
   だとすれば、計算は入り口であって本来の数学はそ
   の先にあると考えられます。

   ですから、一般的な世間の認識『 計算=数学 』の
   図式を植え込んでいる指導要領や学校教育は、改定
   していく必要があるのではないでしょうか。

      もともと算数と違って、数学は論理的思考の過程を
   重要視する科目だとの認識があるにもかかわらず
   学校では旧態然として依然『答至上主義』を貫いて
   いて、考え方そのものを重要視していないのが現状
   です。

   中学で学ぶ数学は、試験のときに答だけを書かせる
   ものが多く、高校受験の入試問題でさえ採点の便宜
   上、答だけを書かせるものが多いのです。

   これでは算数の領域を抜け出すことが出来ません。

   皆さんが出会う面倒な計算問題がすべて必要なもの
   かというと『数列』、『微分・積分』、『行列』以
   外にはそれほど出題されることはないのです。
   
   大学入試で、基礎的な問題を出題する場合は確かに
   計算問題だけが出題されることもありますが、これ
   は、数学らしい問題を出題すると受験生の出来が極
   端に悪くなるため、『選抜する目的』に相応しくな
   いからで、仕方なく出題しているのです。

   確かに計算を主体とする数学の世界もあります。

   しかし、数学の面白みは、問題を解くときにどのよ
   うにして解くかという発想やアイデアを駆使して、
   答えまで到達したときの達成感や征服感を感じるこ
   とにあるのではないでしょか。

   そこまで至る前に、単なる計算の段階で数学が嫌い
   になってしまっているのです。

   高校受験の準備で、せっかくこの数学的思考のトレ
   ーニングを行なってきた人たちに、またまた不必要
   な難しい因数分解や数式の証明問題から学習させよ
   うとしています。

   これでは、ごく一部の人を除いては、数学が好きに
   なってきた人たちさえ嫌いになっても仕方がありま
   せん。

   高校では、まず最初に中学生でも理解できる『数列』
   や『三角比』や『ベクトル』などの楽しめる単元の
   基礎からはじめれば、思考力の育成につながるので
   はないかと思うのですが。

   日本は、特許の出願件数が、世界第2位の技術立国
   です。

   それを忘れてはいけません。

   一般の主婦の出願数は、世界でも群を抜いています。

   これは以前の指導要領・教育指導が間違っていなかっ
   たことの証明だといえるのではないでしょうか。

   このアイデアや発想のもとを、数学教育をもとに拡
   げていく必要があると思いませんか。

   ゆとり教育の世代では、大学で小学生の分数の授業を
   やらなければならない状況に追い込まれていますが、
   こんどの指導要領は、極端に学習量を増やしています。

   どうして、こうも極端なのでしょうか。

   ゆとり教育を受けてきた先生たちは、これからの生徒
   をどのように指導していくのでしょうか。指導できる
   のでしょうか。

   前々回の『数学1』・『基礎解析』・『代数・幾何』
   『数学3』と分かれていたときの指導要領は、とても
   教えやすくこれまで実施された中で最も優れた内容だ
   ったと実感している先生方もおおいのではないでしょ
   うか。

   政治と同じで、不安だらけです。

   このときと同じ指導要領に戻して欲しいものです。

   
   話は逸脱してしまいましたが、実は、計算至上主義を
   やめない限り、数学が苦手だった人が数学を得意にな
   ることはけっしてありえないと思ってください。

   確かに計算は重要なのですが、数学が苦手な人にはま
   ず計算なんかどうでもいいんだと思い込んでもらわな
   くてはなりません。

   そうは言われても、結果が重要だし、どうしたらいい
   のか分からないとおっしゃるでしょう。

   そこで、次回からそのどうでもいい計算力の向上の仕
   方からアドバイスを始めることにしましょう。

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■編集後記
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   先日、北野たけしとの対談で『ゆとり教育』の旗振り
   役だった元文部官僚の T・K 氏が、これまでの『ゆ
   とり教育』の成果は正しかった、そのために専門分野
   でのエキスパートが育った、全体的には学校や世間が
   うまく活用できなかったがために今回のような事態に
   なったのは非常に残念だと言い張っていました。

   彼は、鹿児島の私立の超進学校で自ら『ゆとり教育』
   を実践し、学年でビリの方で卒業した人だそうです。

   個性を尊重し、個人の能力を最大限に引き出すには時
   間的にゆとりを持たせる必要がある、という持論です。

   確かにそうかもしれませんが、それは極一部の才能あ
   ふれる人たちにしか当てはまりません。

   普通の人間にとって時間的なゆとりがあればれレール
   を敷かれない限り、ナニをすればいいのか迷ってしま
   います。

   また、悪いことを考える時間の方が増え、精神的にも
   負担になります。

   『いじめ』にはしる人もいるでしょう。

   常にやるべきことがあって、忙しくて時間がない人は
   ストレスを感じる暇もないし、悪いことを考えること
   もなくなります。

   『ゆとり』は、たまに持ったり、年寄りにはいいかも
   しれませんが、一般の若者にとっていいことはないと
   いうことは誰が考えても分かることです。

   少なくとも国家的な戦略としては間違っています。


 
   兵庫県の私立の超進学校出身の精神科医であり教育評
   論家のW・H氏は「数学は暗記だ」と公言しています。

   確かに知らなければ先に進めないし、説明も分かりま
   せんから一部の人たちに対しては名言だといえます。

   彼の場合、問題を覚えることで他の問題への応用が利
   くのでしょう。

   しかし、一般の人にとって逆に問題の一部が変わった
   だけでパニックに陥り、他の問題に結びつかないとい
   うことが分かっているのでしょうか。

   逆に、これだけ勉強しているのに伸びないという感覚
   を持ち、苦しんで勉強嫌いになった人をたくさん作り
   出してもいるのです。



   これらの考え方の功罪は、頭のいい人が偏差値50以上
   の国民に対してイメージしたことを、公の場で国全体
   に強い影響を及ぼしたことにあります。
   
   彼らは、声をそろえて自分たちは落ちこぼれと言って
   います。

   落ちこぼれとはいえ超進学校に入るには、それまでた
   だならぬ能力の練成をしているはずです。

   彼らのような優秀すぎる人だからこそ出来ることを、
   一般の人たちに適応させようとしても無理が生じます。

   そんなことが分からない人が、『頭のいい人』なので
   しょうか。
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■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

   私の言う『算数』とは、数式を計算することであっ
   て小学校で取り扱う内容のことを言っているのでは
   ありません。

   簡単だと言っているのではなく、もっと高度な範囲
   を含めた高校レベルまでの計算だけを主体とした問
   題を解くことだと受け止めてください。

   小学校での『算数』では、計算の正確さと単位・割
   合・面積といったものへの理解を中心としたもので
   あって、『算数』を勉強するときは、計算を正確に
   行う事が重要視され、「なぜそうなるのか」を考え
   ることは、そこまで必要とされません。

   例えば、掛け算や割り算の筆算は誰でもできますが、
   なぜそのような方法で計算すると簡単にできるのか
   は誰も知らなくていいのです。

     ですから算数を勉強するときは、「やり方」さえ知
   っていればそれで終わりなのです。

   それに対して、中学生からの『数学』では、計算の
   正確性というよりはむしろ、答えに行き着くまでの
   過程、すなわち「論理の正確性」や発想が求められ
   るのであり、またそうでなければなりません。

      極端な話、長い文章題が出題されたとき、論理構造
      が正しければ、途中で計算間違いをして最終的に結
   果すなわち答を間違ったとしても、たいした減点が
   ないのが数学であるはずなのです。

   ちなみに「数学が苦手」と言っている人は、両者の
      混同が原因である可能性があります。

   これらの違いについて定義付けをするのは簡単では
   ありませんが、簡単な意識付けは次のようなことで
   はないでしょうか。


     ◆◆『算数』と『数学』について◆◆


     1) 算数は計算の正確性が求められ、数学では論理の
        正確性や発想が求められる。

     しかし、実際にはどちらもアイデアや工夫が大事
     になります。


     2) 数学は算数の延長線上にあるのではなく、個人の
     能力の向上をはかる上での教育目的が違うので、
     勉強の仕方や意識も変える必要がある。


    3) 算数は、より計算ミスが起こりにくくさらに速く
     計算が完了する計算法を身に付けることが大事。

     数学では、解法を丸暗記するのではなく「なぜそ
     うなるのか」を理解した上で、考え方そのものを
     道具として、あたかも自らの発想のごとく自然に
     考えることが出来るようになる事が大事。
   
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◆第 24 回◆ 数学が得意になるための方法 2.

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   あなたは、小さいころからそろばん教室に通って、
   加減乗除の暗算が得意な人をみて、「すごいな」と
   思ったことはありませんか。

   また小さいころから、水泳教室やピアノ教室に通っ
   て、大きな大会やコンクールで優秀な成績を上げた
   人たちに対して、そのような感情を持ったことはあ
   りませんか。

   おそらく甲子園に出場したり、オリンピックに出場
   した選手たちに対しても、そのような感情を持った
   ことがあるはずです。

   では、彼らはグータラな生活をしていて、偶然にそ
   のようなすばらしい成果を得たと思っていますか。

   すごい人は、それなりにひたすらトレーニングを積
   んだり、工夫をしたり、悩み抜いてこれまで色々な
   努力をしてきているのです。

   あなたはそのことを知っているはずです。

   ところが勉強に関してだけは、多くの人たちはそう
   捉えることなく、成績がいい人たちのことを、天才
   だとか頭がいいとかいって、たいして努力もしない
   で簡単に勉強が出来ると評価しているのです。

   そんなことはありえません。

   スポーツや芸術などと同様に勉強についても同じで、
   人間の一つの能力ですから、何もしないで出来るよ
   うなことはありえないのです。

   なぜ勉強の世界だけ特別視するのでしょうか。

   私には理解できません。

   いかなる天才であっても、少なくとも一回は頭の中
   に取り込まなければなりません。

   そしてどこかで引き出す機会がなければなりません。

   確かに、頭がいい人ほど記憶に残りやすく、それほ
   ど努力をすることなく常識化が出来るでしょう。

   しかし、やはり豊富な知識や優れた発想を身に付け
   るためには、それなりの経験をすることなしにはあ
   りえないのです。
   
   例えば、アインシュタインという人は日本が好きで
   来日していますが、この天才が何もしないでいきな
   りネィティブな発音で日本語をペラペラとしゃべっ
   たと思いますか。

   そんなことはありえないと誰でもが分かるはずです。

      つまりは誰であっても勉強をしないで成績がいいこ
   となんてありえないのです。

   逆に、時間の差はあれ、誰でも努力すれば成績はよ
   くなり、勉強が出来ると評価されるようになるとい
   うことです。
   
   かくいう私も、中学生までは知能指数70前後の知能
   障害ぎりぎりの能力でしたが、必死の努力により遠
   回りをして時間はかかりましたが、全国模試で 2位
      に 3回なれたのです。

   さすがに全国1位には慣れませんでしたが。

   問題が解けて、満点を取ればどんなに頭がいい人と
   競争しても勝つことがないとしても、けっして負け
   ることはありません。

   勉強での勝負は、スポーツや芸術、文芸の世界に比
   べて才能がなくても誰でもトップレベルになれると
   いうすばらしい競技なのです。

   みなさんも、出来ないからといってやめたら次への
   ステップには進むことは出来ませんし、能力の練成
   もできませんので、トレーニングのつもりで速成果
   を期待せずに、長い目で見て努力することを試みた
   らどうでしょう。

   楽をして成績を上げても、能力が上がらなければ化
   けの皮がすぐ剥がれます。

   自分を磨いて、頑張力と忍耐力それに伴う真の能力
   を身に付けるべく勉強をしてみたらどうでしょう。

 (参考)

   アルベルト・アインシュタインと日本

     中澤英雄(東京大学教授・ドイツ文学)

     http://www.yorozubp.com/0502/050228.htm

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■編集後記
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   私が勉強をしようと思ったのは中学3年生から高校1年
   生に変わる春休みの始めでした。

   きっかけはよくありがちな口喧嘩からで、成績がトッ
   プクラスだった親友から「馬鹿のクセに」という私に
   とっては信じられない言葉を何度も浴びせかけられた
   ことでした。

   それをきっかけに涙にくれながら、何も迷うことなく
   ただひたすらに頭がよくなりたい一心で勉強を始めま
   した。

   せめて普通並みの頭になりたい、社会で馬鹿にされな
   いようになりたいという思いでした。

   私のように IQ の高くないものでも全国トップクラス
   の成績を取れるのです。

   では、私は頭がいいのでしょうか?

   では、IQ とはいったい何でしょう?

   知識とはいったいなんでしょう?

   もう私にとって、そんなことはどうでもいいのです。

   「成績がいい」とか「頭がいい」とか「学歴がすごい」
   とかいうより、皆さん自身が生きていくうえで、愚かな
   生き方をしないで、賢い生き方が出来るような頭を作り
   上げてくれればと強く願う今日この頃です。
 
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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  今回は、数学を勉強するときの心構えについてアド
  バイスしましょう。

  実は、この心構えが簡単なようでいてなかなか持続
  することが出来ません。

  いつか忘れてしまいます。

  単純ですが、いつまでも忘れないようにしてくださ
  いね。

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◆第 25 回◆ 数学が得意になるための方法 3.

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    小学校までの算数を勉強するときは、計算を正確に行
  う事が重要視され、なぜそうなるのかを考えることま
  では必要とされませんでした。

  例えば、掛け算や割り算の筆算は誰でもできますが、
  なぜそのような方法で計算すると簡単に計算できるの
  かは誰も考えないで計算しているでしょう。

     極端な話、算数を勉強するときは、やり方さえ身に付
  ければそれで終わりなのです。

  数学を算数の延長と考えている人は、数学を勉強する
  ときにも自然に身に付けようとするために、無意識の
  うちに問題の解き方を覚えようとします。

  また問題数をたくさんこなすことで、いつのまにか常
  識的な作業として身に付くようにしようとします。

  ところが算数で学ぶ解法と比べて中学校で学ぶ数学の
  解法は多くなり、さらに高校で学ぶ数学の解法は、き
  りがないほど多くなるので、理屈抜きに全てを丸暗記
  するという勉強の仕方は、よほど記憶力がいい人か猛
  勉強する人でなければこなしきれません。

  結局は終わりのない勉強に嫌気がさし、分からないと
  か難しいとか、自分は頭が悪いとか思い違いをして数
  学が嫌いになってしまいかねないのです。

  好きこそ物の上手なれという事態が起こってきて、一
  部の人だけが数学が得意になることになるのです。

  しかし、少なくとも大学受験までの数学の内容であれ
  ば、分からないものが多々あったとしても、普通の能
  力を持つ人であれば、どんな大学にも合格できるくら
  いの点数を取ることは誰にでも出来るのです。

    ではどうすれば良いのでしょう。

  成績とは、暗記力や頭の良さにより決まるのでしょう
  か?

    そうではありません。

  数学の成績の差は、暗記力ではなく勉強のやり方や意
  識の差や知識の印象度によりあらわれてきます。

    いわゆる「問題の解き方」を丸暗記していた人は、覚
    えることを目的とするのではなく、

   ・問題に問われている意味は何なのか
   ・どのように考えれば簡単に解けるのか
   ・なぜそうなるのか
   ・どうしてそんな解き方をするのか

  を考えるようにして

   ・その問題を忘れることなく、問題の内容と考え
    方と解法がすぐに結びつく

  ようにしていけばいいのです。

  そうしてすぐに思い出せるようにしておくのです。

  もちろん1回だけで記憶できるはずはありません。

    上手な勉強法でも話したとおり、

   ・少なくとも5回、何度も重ね塗りをする

  ことによって記憶は定着します。

  何事も継続と反復であることを忘れないようにしてく
  ださい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記
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  子供のころ、分からないときや覚えられないときに誰
  かに怒られたり、馬鹿にされたりすると自分が出来な
  いことがいやになって、その事項から逃げ出したくな
  った経験はありませんか。

  でも本当は、分からないことや出来ないことを克服す
  ることが能力のアップにつながるし、難しいほど克服
  したときの喜びは大きいわけですから、それを経験さ
  せてやる必要があるのです。
  
  勉強をするときに、分からなかったり難しい問題を最
  後まで理解することなく途中で放棄する習慣を身に付
  けた子供が勉強嫌いになるのは当たり前です。

  また飽きっぽい子供の場合には、克服する喜びを経験
  しにくいし、自分の能力がアップすることを実感する
  経験もしにくいため、勉強嫌いになるのは必然でしょ
  う。

  というよりも、感動や喜びを感じるきっかけが少なく
  なるから彼らは不幸だと思います。
  
  私は前者のタイプで、今から考えても損をしていたん
  だなと実感しています。

画面の一番上へ

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■


  数学が出来るようになるための大前提は、『独学力』
  を持つことにあります。

    今回は、『独学力』を身に付ける方法についてアドバ
  イスしましょう。
 
  将来、社会に出て有能といわれる人材になったり、し
  っかりした大人として生活をしていくうえで、きっと
  大きな指針になるのではないかと思います。

  この『独学力』の付け方を習慣づけることにより、知
  らず知らずのうちに自分の生き方の一つとして方向性
  を持ってもらえることを願います。

  よかったと思うことはあっても、けっして後悔するこ
  とはありませんよ。

 
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◆第 26 回◆ 数学が得意になるための方法 4.

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  独学力とは、次のことが出来ることであり、勉強に対
  する意識と考え方を変えることで誰でも出来ることだ
  と思います。


   1)分からないからといって、すぐに投げやりに
     ならないこと。


   2)何とか自分で理解・解決しようとすること。


   3)その場で分からなくても、勉強から離れた日
     常の生活の中でも、それとなくいつも解決法
     を考える習慣をつけること。


   4)分からないものは、忘れずにいつまでも気に
     していること。


   5)どうしても分からないときには、自分が納得
     できるまで調べたり、誰かに教えてもらうこ
     とを実行すること。


   6)解決策が見つかったら、素直に感動してその
     解決策をしっかりと覚えておくこと。そして、
     いつか利用してやろうと心がけておくこと。


   7)ひとつの解決方法に満足せず、さらにいい方
     法はないかと考え続けること。すなわちアイ
     デアを生み出そうとすること。


   8)どこまで続けるのか、どこで中止するのかを
     自分で割り切れるようになること。



  これらの姿勢を身に付けることは、きっと社会人にな
  ってからも、役に立つこと思いますのですぐにでも実
  践しましょう。



 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  これまで私が出会ってきた人たちの中で、優秀といわ
  れている人の多くは、ふとした時にすばらしい発想・
  アイデアを考え出しています。

  それは理科系の研究者や学者だけに限らず、起業した
  人や大企業に属している人のなかにもたくさんいます。

  その人たちの多くは、さらに身の回りを便利に創意工
  夫をして豊かな家庭生活を送っています。

  それこそ頭のいい生き方をしているように見えます。

  それができない私にとってはうらやましい限りです。

  彼らに共通して言えることは、いつも考え、そして
  面倒がらずに実践していることにあります。

  考えているだけで、実行しないことは考えていないこ
  とと同じです。

  何の足しにもなりません。

  これまで親に「勉強しなさい」と言われて、「いま勉
  強しようと思っていたのに」、「言われたからやる気
  がしなくなった」と思ったことがあるのではありませ
  んか。

  そんなとき、あなたは普段からずっと「勉強しなけれ
  ば」と思っていたのです。

  でも実行が伴わなくて、ずるずると勉強しないまま来
  ていたのです。

  たいていの場合、中学生・高校生であればいつも勉強
  しなければと義務感をもち、長い間勉強していないこ
  とに対して普段からいつも罪悪感を持っているので、
  こんなときについ感情的になってしまうのです。

  何かに集中しているときや充実しているときに言われ
  てもけっして腹は立ちません。

  落ち込んだり悩んだりしているときには、些細なこと
  でもいいからできるだけ何かをやることです。

  それは自分がやるべきことや自分が考えたことである
  方がよりいいでしょう。

  そうすれば自分自身を責めることが少なくなり、わず
  かでも抑えることができるからです。



  これまでのことを一言で言えば、『すべては実行ある
  のみ』なのです。

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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   数学が得意になれるための根本的な方向性として、
   大事な要因のひとつに計算問題の練習にばかりに終
   始しないことがあります。

   計算そのものは、数学というよりは算数の世界です。

   もちろん計算問題ばかり出題する大学もありますが、
   計算問題しかやってこなかった人がいきなり応用問
   題に出合ったとしても、頭のもって行きかたが分か
   るはずもなく、すいすいと解明するなんて出来るわ
   けもなく、難しくて当たり前です。

   問題を考える要領すなわちコツをしっかりとつかま
   なくてはいけません。

   そのための方法をアドバイスしましょう。

   まずは、これから学校で新しい項目を学び始める人
   のための勉強の仕方からです。

   
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◆第 27 回◆ 数学が得意になるための方法 5.

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     前回アドバイスした『独学力』の付け方を意識し
   た上で、その延長線で数学ができるようになるコ
   ツを伝授しましょう。

   最も重要なことは、ただ単に理解するのではなく、
   自分が出来ない問題をどれだけ解けるようになる
   かを追求することです。

   出来なかった問題が、解けるようになればそれだ
   けで間違いなく実力がアップしていることになる
   からです。

   またできれば大学ノートは避けて、ルーズリーフ
   ノートを使用する方がいいでしょう。

   その理由は大学ノートでは出来ませんが、ルーズ
   リーフノートであればいつでも計算用紙としても
   使えるし、また取り外したり追加したりして整理
   できるからです。


 <学校で授業を受けている内容を学習する場合>

  1. 軽く下準備(予習)をしておく。

    まず教科書や参考書を区切りのいいところまで読
    んでおき、分からない所をチェックして、2 回目
    (または授業中)に理解できるように準備しておく。


  2. 授業では、話を聞きながら理解し、内容を頭の中
    に叩き込むことに専念する。

    先生が説明しているときは、できるだけノートを
    とらないで、説明に集中する。

    そのときに頭を整理する意味で、メモ的に計算の
    マネをしたり、自分なりの計算のチェックを行な
    ったり、ちょっとした式を書くようにすればよい。

    とにかく板書をする場合であっても、全てノート
    にとるのではなく自分にとって必要な事柄だけに
    絞って書き取る。


  3. 練習問題を解く。

    数学は自分で解く時に一番力が付くから、練習問
    題の解答を見ないで、自分で考え、自分で解ける
    ようにチャレンジをする。

    解けない時はすぐに解答をみて理解する。

    答しか書いてないような問題集は出来るだけ避け
    て、参考書を中心に学習したほうがよい。

    学校の教科書準拠の問題集は、チャレンジ用とし
    て使い、学校で解答を示された後の復習に力を入
    れるようにする。

    解答を示されなかった難しい問題は、先生に質問
    をするか、切り捨てる。


  4.復習が最も大事。

    自分にとってやさしい問題は切り捨てて、解けな
    かった問題や難問に的を絞って、解き方を理解し
    た後に、解答とほとんど同じに書けるまで何度か
    書き写す。


  5.最後の仕上げ
    
    問題だけを見ながら白紙の状態から解答を書ける
    まで繰り返し、人に見せたくなるほどの解答を作
    成して保存する。
    

  習うよりなれという学習の仕方すなわちたくさんの問
  題をこなすと言う考え方を捨てて、できない問題や自
  分にとっての難問を宝物として大事にする気持ちが大
  事なのです。

  いわゆる『質より量』ではなく『量より質』だという
  ことです。

  ただし、楽に解けるようになったり、常識化した問題
  はすぐに切り捨てていきましょう。

  手元に残る問題数を出来るだけ少なくすることを目標
  にするのです。

  そのためにもルーズリーフノートの利用が有効なので
  す。

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■編集後記
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   私がさあこれから頑張ろうと思った高校一年生にな
   ったとき、すべての教科の中で数学が一番のネック
   であったことを思い出します。
 
   私のクラスの数学の先生の授業は、説明が親切丁寧
   で、すごく分かりやすい授業だったことを覚えてい
   ます。

   つまり、いい先生といわれる代表みたいな人でした。

   しかし私にとっては相性が悪く、ダメで邪魔な存在
   だったのかもしれません。

   なぜなら、分かりやすいのは基礎の部分の説明だけ
   で、応用問題それも難解な問題になると途端に説明
   が荒くなり、授業の時間内で説明を完結させるため
   なのか、どんどんハショられてしまうのです。

   私はしっかりと勉強していましたから、基礎の部分
   は独学でも何とかできましたが、独学では理解でき
   ない問題に限ってハショられるので、復習のとき私
   に重くのしかかっていました。

   ちなみに基礎が身についているからと言って、応用
   問題が解けるとは限りません。

   というよりもほとんどの応用問題は解けませんでし
   た。
 
   確かに基礎が出来なければ先に進めませんが、その
   先に進めないのであれば、公開模試や入試の問題が
   解けるわけがありません。

   当然のことながら学校の成績はそれなりによくても
   模試の偏差値は悪く、判定はいつも E 判定でした。

   とてもじゃありませんが、数学を得意だとは思えま
   せんし、好きになんてなれませんでした。

   私にはあまり良い印象が残っていません。

   今では残念な思いでいっぱいです。

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~ 

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    センター試験が終わった直後に、多くの人から失敗し 
  たとの報告を受けます。 

  よほど学力の高い人か低い人でない限り、思った通り 
  の点数は取れないものです。 

  思った以上に取れたという人は、ごく一部しかいませ 
  ん。 

  このような人は、おそらく勘でいくつかの正解を出し 
  たか、やったことのある問題が数問出題されたか、た 
  またま頭が冴えて普段では考えつかない解法が思い描 
  けたり、ひらめいたりしたのでしょう。 

  とにかく、足きりラインやボーダーラインが発表され 
  るまでは希望を捨てずに、二次試験のためにまい進し 
  ていかなければ、時間のロスになり、もったいないで 
  す。 

  そのためには、センター試験実施前までに、うまくい 
  った場合や失敗した場合などさまざまな状態を想定し 
  て、出願大学を幾つか決めておくといいのです。 

  そして、センター試験が終了したらすぐに、ボーダー 
  ラインが発表されるまでの間もしっかりと二次対策に 
  入れるようにしておくのです。(平均点は意味ありま 
  せん。)  

  そうはいっても、失敗したと思った人にとっては、そ 
  れどころではないでしょうね。 

  でもそれだからこそ、さらに何かをやらなければなら 
  ないのではないでしょうか。 

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◆第 28 回◆ センター試験が終わってからの二次試験対策 

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 <苦手科目の勉強の仕方> 
  
    1) 参考書や教科書をもとに始めの方から勉強するの 
    ではなく、まず受験大学の過去問題( 過去何年 
    でも手に入る分だけすべて)をすべて満点取れる 
    くらいまで、徹底的に繰り返し学習する。 

    この際、分からなかった内容を参考書や教科書で 
    調べながら解明していく。 

    この段階で調べても分からないものは、いずれに 
    せよどうやっても解けないわけだから、独学では 
    これ以上何もできないので、さっさと捨て問題と 
    してここまでで終了する。 

    あきらめ切れない人は、解答を徹底的に何度も検 
    証しても時間の無駄だからある程度で切り上げて 
    誰かに教えてもらう。 

    いずれにしても、基礎から順を追って学習するこ 
    とは避けること。 


   2) 志望大学と類似問題を出題する大学をいくつか探 
    す。 

    そのために 1) を徹底的にやっておくのです。 
     
     
   3) 一大学ずつ順に、手に入る過去問題をすべて検証 
    していく。 

    自分の受験する大学の過去問題からは、けっして 
    同じ問題は出題されないから、むしろ他の大学の 
    問題を検証した方が、出題される可能性が高いの 
    です。 

  これで十分です。やれるところまでです。 

  そうすると大学入試では、同じような問題が出題され 
  ていて、こんな感じの問題が解ければいいのかと実感 
  がもてるはずです。 

  そこから、やった問題に関係する必要な基礎事項など 
  を補っていくのです。 


 <苦手科目ではない科目の勉強の仕方> 

  やることは同じです。 

  過去問題を習熟して、こんな問題が出そうだなという 
  類似問題を色んな大学の過去問題を捜して、一つ一つ 
  の問題を徹底検証していきましょう。 


 <難関大学のための勉強の仕方> 
  
  過去問題は当然やらなければなりませんが、心掛けて 
  おかなければならないことがあります。 

  それは、解けるか解けないかを確認して、その後解け 
  なかったものを解答を見て理解するという勉強の仕方 
  ではけっしてダメだということです。 

  記述式は、小論文でもあるのです。 

  解答の書き方によっても点数に差がでます。 

  解答を写して練習した後、人に見せたくなるような自 
  分なりの解答が書けるようにならなければなりません。 
  
  詳しいだけではだめです。 

  逆に、簡潔な解答を目指してください。 

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■編集後記 
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  センター試験の当日は、教え子を含め私に関係のある 
  受験生が失敗しないようにと神社に出向き、神様にお 
  願いしています。 

  毎年のことのように、この時期になると胃が痛くなり 
  ます。 

  きっと失敗するんだろうなと思いつつも、うまくいく 
  ようにとマルマル二日間ずっーとドキドキしているの 
  です。 

  そして、報告を聞くと案の定、大半の受験生が納得し 
  ていません。 

  覚悟はしていても、涙が出てきます。 

  自分勝手なのですが、うまくいった受験生のことは頭 
  の片隅に追いり、大きな失敗をした人ほど脳裏を占め 
  てしまいます。 

  試験の前日まで、こうやれば出来るようになるのにと 
  思いつつアドバイスをしていたことを、試験の終了と 
  ともに誰でもがしっかりと理解して納得してくれるの 
  です。 

  この仕事を続ける限り、私にとって毎年一月は不幸の 
  月であり、新年のつまずき始めでもあるのです。 

  いえいえ、それを回避すべくそしてみんなが笑えるよ 
  うに日夜がんばっているのです。 

  これからもガンバルゾ~~~ッ。 

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  万人に通用する勉強の仕方などありません。

  しかし、よりベターな方法は存在します。

  ですから、ケース・バイ・ケースで私なりのアドバイ
  スをしていきます。

  今回は、「よく理解はしていないけれども、一応基礎事
  項は学習した」項目について、さらに理解度を引き上げ
  るための学習法を紹介します。


   
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◆第 29 回◆ 数学が得意になるための方法 6.

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 <一度学習した項目の応用問題を勉強する場合>


  1.問題をよく理解したうえ、見ないでも問題の内容を
   思い出せるようにする。(これが最も重要です。)

  2.つぎに、一応軽くチャレンジする。


  3.答合わせをしたら、簡単に出来る問題はさっさと捨
   てて、分かりにくい問題を大事にする。

   分かりにくい問題ほど、あなたにとって価値の高い
   宝物なのです。


  4.参考書はできれば 2冊購入して、常識化して不要に
   なった問題(ページ)を順次切り取って捨てていくか、
   または必要なものを切り取って、項目別にルーズリ
   ーフノートに貼り付けて編集する。

   また、気がついたことや注意事項、参考として必要
   なことを書き込んでおきます。

   もとの参考書の原型は無いように、自分なりの参
   考書を作りましょう。

   そのために 2冊購入するのです。


  5.中途半端な理解ではなく、二度と確認しなくてもい
   いくらい当たり前になるまでしっかりと身につけた
   ら、その問題は順次捨てていく。


  6.大学入試問題の過去問題などにチャレンジして、難
   しいものを項目別に追加していく。

   そうして自分にとって必要な問題ばかりの参考書を
   作っていくのです。

   できれば、すべてなくなってしまうことが理想です
   が、忘れたら困るような問題は残して、後で確認で
   きるようにしておきましょう。



  これと同じことができる科目もありますので、自分で
  工夫をして、より良いものを作り上げましょう。 


 
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■編集後記
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  これまで勉強の仕方については、いろんな人がいろん
  な方法をアドバイスしているようですが、おそらくど
  のアドバイスも自分の経験上、または指導してきた生
  徒たちを見て判断したものであって、その人独自の主
  観的な判断で結論してきたものだろうと思います。

  もちろん私もそうです。

  ですが、アドバイスする人はみんな 「自分の言うと
  おりにさえしてくれれば、必ずできるようになるのに」
  とじれったさを覚えつつ指導しているのではないかと
  思います。

  おそらくどのアドバイスも、面倒さや時間のことを考
  えないで的確に実践しさえすれば、確実にマスターで
  きるようになるのでしょう。

  指導したりアドバイスしたりしても、その通りに実践
  してくれる人は、ほんの一握りにしか過ぎません。

  一般にどんな世界であれ、指導する側と指導される側
  が絶対的な信頼関係で結ばれたうえ、さらに指導を受
  ける側がまるでロボットのように何の疑問も持たずに
  いわれたことを忠実に守れば、期待以上の効果が得ら
  れるものです。

  でも人間ですから、そうは行きません。

  暴力(体罰) によって、そうしようとする人もいます。

  カリスマと言われる人たちは、そこまで到達するのに
  幾多の苦労を重ね、そして多大な実績を作ったうえで
  自分を信じさせるに至っています。

  けっして暴力に訴えるようなことはありません。

  それではカリスマになりません。

  信じてついて来た人に体罰を科すことは、その人に対
  する裏切りと同じです。

  けっして許されることではありませんし、あってはな
  らないことです。

  甲子園の名物監督と言われる人たちは、厳しくても暴
  力を振るう人はいません。

  指導する側の人は、ついて行きさえすれば必ず勝てる
  と誰でも思えるようになるまで、自らが率先して努力
  してさらなる練成をすべきできではないでしょうか。


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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  今回は勉強の仕方から離れて、受講生からの相談に
    対するアドバイスを紹介します。

  直に返答したことですから、分かりにくい部分もあ
  るかと思いますが、共通の悩みをお持ちの方もいる
  でしょうし、社会に出た後の意識付けにも役に立つ
  と思います。

  またこれから親になったときの心構えにもなるとい
  いですね。

  参考にして下さい。

   
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◆第 30 回◆ 学習意欲をなくす子供をお持ちの親御さんへ
       
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  勉強したけど分からないからといって放棄してしまう
  お子様とのことでのご相談ですが、まずはどんなこと
  に対しても自分の出来ないことを嫌がるのか、または
  特定のものだけを嫌がるのかによって対応が変わると
  思います。 


  特定のものだけを嫌う子であれば、原因を突き止めて
  そのもとを改善してやればいいだけです。


  しかし、何事に対しても分からないことやできないこ
  とがあれば途端にやる気をなくしたり、放棄してしま
  う習慣を持っている子であれば対応も改善もかなり難
  しくなります。


  ご相談の内容によりますと、おそらく後者の方だと察
  します。


  つまり分からないものへの恐怖感をお持ちのお子様だ
  と思いますがいかがでしょう。


  一般に、勉強に関して苦手になる要因の一つに、分か
  らなかったり覚えられないがために、それが嫌で吸収
  することを放棄するということがあります。


  それによる未習熟が尾を引いて、関連事項がさらに分
  からなくなるという循環が起こって、「できない」「
  頭が悪い」「嫌い」という思い込みにつながっている
  ようです。

  

  難しい内容は、最初から分かる必要はありません。

  分からなくていいのです。

  最初から何でも知っている人はいません。

  最初は誰でも、知らないし分からないのが当たり前で
  す。

  知らない、分からないことが当たり前だと気がついて
  欲しいのです。

  知らないからこそ知らないものを知っている状態にす
  る、覚えていないからこそ覚えていないものを覚える
  状態にする必要があるのではないでしょうか。

  分かる分からないではなく、まずこんな内容があるん
  だということから始めるのです。

  何度か学習するうちに、初めて「ああそうだったのか、
  そういう関連があったのか、だからこれを勉強してい
  たのか。」と理解し、常識化でき、自ら考え始めるこ
  とにつながるのです。

  それでいいのです。

  何度も繰り返し、自分に定着して当たり前だと思える
  ようになることです。

  これは、すべての教科につながることですし、社会に
  出てからも同じことだといえます。

  もし、この考え方と姿勢が定着すれば一生の財産にな
  ることでしょう。



  赤ちゃんは分かるか分からないかを考えながら知識を
  吸収しているわけではありません。

  子供が「どうして?どうして?」と役に立たないこと
  でもしつこく質問してくるのは、成績のことや分かる
  分からないにこだわらずに行なっている行動です。

  分かる分からないということよりも、知識が増えるこ
  との喜びを実感すること。

  そこからすべてが始まっているのではないでしょうか。



  話はそれてしまいましたが、一言でいって、

   「ただただ頭が良くなりたいという一心で、その
    ための素材としてこの講座を利用し、今後のた
    めのきっかけにする。成績や結果は自然につい
    てくる。」

  と考えてはもらえないでしょうか。

   「現在にとらわれることなく、今後のことを考え
    て、分からなくてもいいから、自分を信じて、
    授業を信じて、まずは何でも吸収していこう」
  
  というアドバイスをしてあげてください。

  場合によっては、

   「趣味として学校とは違う習い事をやるつもりで
    やってみよう」

  とおっしゃてみてもいいと思います。

  

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■編集後記
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  勉強の本来の意味は、個人の能力の育成にあり、記憶
  力・理解力・分析力・計算力・知識力・吸収力などの
  様々な個人の能力の育成にあることを忘れてはいけな
  いと思います。

  それにともなって、興味や面白み・探究心を育んでい
  く、これが教育の流れではないでしょうか。

  知らないものに対する興味、そして分からないものが
  徐々に解きほぐされていく喜び、知識が増していくこ
  とのワクワク感を感じてみて欲しいと思います。

  分からせることや理解させることを教育だと思ってい
  る人がいれば、それは間違った考え方だと思います。

  ただ単に、学習者の能力や才能に依存しているだけで
  す。


  まずは成績を上げることよりも能力を錬成することの
  方が大切ではないでしょうか。

  成績は後から自然について来ます。


  土亀式ネット予備校では、まさに能力の錬成を目的と
  しています。

  そのために、コンテンツの中にトレーニング問題の導
  入も行なっていますし、勉強法のアドバイス(ブログ、
  メルマガ)の配信も行なっています。

  受講生の皆様が望まれるのであれば、スカイプやメー
  ルのやりとりでもアドバイスを行なって行くことも可
  能です。
  
  小・中学生や高校1年生やあれば、まだまだ可能性を
  多く秘めています。

  知識を増やすのではなく、能力を伸ばすことを目指し
  てがんばって欲しいと思います。

  私の講座に忠実についてきていただければ、きっと能
  力は伸び、成績は自然についてくるはずです。

  これまで予備校で教えてきた数千人の生徒たちの多く
  がそうだったからです。

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   【大学受験の突破口】 ~具体的なアドバイス~

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  今回は難関大学の受験のためだけではなく、数学の
  学力を飛躍的に伸ばすための勉強の仕方を紹介しま
  す。

  ただし、難関大学を目指している人たちは是非実践
  してもらいたいと思います。

   
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◆第 31 回◆ 難関大学の難しい問題を解けるようになる
       ための勉強の仕方

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  大学ノートは出来るだけ避けて、ルーズリーフノート
  を使用する方がいいでしょう。それは計算用紙として
  も使えるし、また整理できるからです。

  まずは、いくつかの志望校の過去の入試問題にチャレ
  ンジすることから始めます。

  学習し終えた単元の問題を探し出してチャレンジして
  いきましょう。



   1. 問題をよく理解したうえ見ないでも問題の内容を
     思い出せるようにする。

   2. つぎに、一応軽くチャレンジする。


   3. 簡単に出来る問題は、答合わせをしたらさっさと
     捨てて、分かりにくい問題を大事にする。
      (分からない問題ほど、自分にとって価値の高
       い宝物なのです。)

  
   4. 分からない部分があれば、学校や予備校の先生に
     自分で考えたところまで書いたものを見せて教え
     てもらいましょう。


   5. それらの問題や解答を自分で写したり、書き直し
     て分野別・難易度順などに編集しなおして、自分
     なりの参考書を作りましょう。


   6. これらの問題を一問一問ジックリと自分なりの解
     答が書けるようになったあとも何度でも練習しま
     しょう。


   7. 自分にとって当たり前になった問題は、ルーズリ
     ーフから取り外して別のファイルに移していきま
     す。(ずっと後で見直したいときのためです。)


   8. 最終的な目標は、各項目につき1~3問に絞って、
     いつでも確認できる自分だけの最重要参考書を作
     ることにあります。


   9. 後はコレクションのつもりで出会った問題を趣味
     的に追加したり、廃棄したりしながら編集しなお
     しをして、一生捨てたくないほどの大事な大事な
     参考書に作り上げていきましょう。


  これだけで飛躍的な数学に対する能力や学力を身に付け
  ることができるようになるはずです。

  まずは難しいことは考えず、焦ることなく楽しみにしな
  がら実行してみてください。
 


 
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■編集後記
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  私が勉強を始めて軌道に乗り始めたころ、スケジュ
  ールを立てても、そうさせてくれないことの一つに
  学校での教科書準拠版の問題集の利用のしかたがあ
  りました。

  このことが常に私の学習計画の足を引っ張っていま
  した。

  というのは、私のクラスの先生は教科書準拠版の問
  題集から前もって生徒に当てておいて学校で黒板に
  解答を書かせて、それを先生が説明すると言う形式
  だったからです。

  私に割り振られた問題しか予習するゆとりがありま
  せんし、分からなければ出来るまで考え続けるため
  に他の勉強ができません。
  
  でもやらなければ恥ずかしい思いをします。

  また、自分に当てられた以外の問題は全く予習でき
  ませんし、それらの問題の解答といえば、先生の解
  答ではなくて、他の生徒が書いた解答ですから、先
  生の教え方の方向性が分からなくて、問題を解く流
  れがつかめません。

  何しろ黒板で添削をやっているようなものですから、
  やってきた本人にしか授業のメリットがありません。

  全問を取り扱うわけではないので、分からない問題
  だらけです。

  しかし、その中から定期テストのときに数問出題さ
  れていましたので、やらざるを得ません。

  自分に当てられた問題であれば、試験は有利になり
  ますが、運が悪いことに一度も当ったことがありま
  せん。

  成績自体も運不運が関わっていたわけです。

  もうこうなると他の参考書などを勉強する時間が取
  れるわけがありません。

  つまり基礎のみ教えてもらい、後は各自の能力に併
  せて成績の順位が決まるよと言われているような気
  がしました。

  ですから私の回りの人たちはみんな、数学の成績が
  いい人は頭がいいという間違った概念を持っていま
  した。

  この先生は数学の基礎部分をいかに分からせるかだ
  けを考えているだけで、それに満足して、数学の能
  力向上のための教育も数学教育の意義というものも
  考えていなかったのではないかと思います。

  私は数学教育とは、アイデアを生み出す能力の育成
  が主体であればいいなと考えています。

  確かに個人の能力に依存する部分が大きいのかも知
  れませんが、数学の問題を解いてその征服感に面白
  みを覚えて、その面白みを教えたいと思って教員に
  なった人には人に数学を教える資格はないのではな
  いでしょうか。

  答を導くだけの面白みを伝えるのではなく、数学の
  問題にはいくつもの解法があることが多いので、ど
  んな方法で解くかというアイデアをひねり出すこと、
  そしてそのためにはどんなことを知っていなければ
  ならないのか、どのようになことが関わっているの
  かなどを自分で発見できるようになる楽しみを味わ
  うチャンスを与えて欲しいものです。

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